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大相撲秋場所、期待の大関白鵬は横綱を逃した。
やはり、プレッシャーに勝てなかった。
生まじめな性格も裏目にでたかも。
◇ ◇ ◇
このところのマスコミの報道にも問題がある。
あらかじめ予想や期待を作り上げ、それを記事にしてあおっていく。
サッカーのW杯のとき、ひどかった。
解説者には「ヨイショ」を言わせ、
まるで、優勝でもするかのような雰囲気を演出して報道を続けた。
結果はあえなく予選敗退。実力相応ではあったけど。
白鵬の横綱期待報道も同じく。
机上のシナリオでは、順調に星をあげて勝ち進む、となる。
一方、当人は連日真剣勝負で、やってみなければ分からない。
相撲協会も、名古屋場所では朝青龍に独走を許したとして、昇進に「待った」をかけた。
正論ともいえるけど、秋場所、白鵬の調子の狂って思惑がはずれた。
また数場所は横綱一人、興行的には大きな痛手となった。
◇ ◇ ◇
綱取りのプレッシャーに勝てなければ、横綱になってからのプレッシャーにも勝てない。
白鵬は横綱としての実力も風格も十分に備えていると思う。
白鵬ガンバレ! マスコミや横綱審議会をぶっ飛ばせ。横綱手形を早く分捕れ。
◆一首献上:
<横綱を 作り損ねた 大相撲 名古屋は「待った」 秋は「肩透かし」>
◆もう一首献上:
<白鵬は 越すに越されぬ 横綱峠 自分の手形じゃ 関抜けられず>
(関所=大関を抜けるには、自分で手を紙に押した手形ではなく、協会のお墨付きの手形が必要ですよ)
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9月19日(火)~24日(日)に、新発田へ行ってきました。
ちょうど、稲刈りが始まるところで、絶好のタイミング。
今回の目的は、新しいビデオカメラで、稲刈りを撮りまくること。
当地は、台風13号はそれたけれど、19日は雨。
20日から、滞在期間中は快晴続き、まず専業農家の稲刈りがスタートしました。
兼業農家は、休日の稲刈りが多く、やや遅れます。
◇ ◇ ◇
田植えのときと同じ、西名柄の専業農家Hさんにお願いして、撮影しました。
Hさん夫婦は、1日に1ヘクタール(約1町歩)位をコンバインで刈ります。
田んぼは西名柄周辺にあって、十日間ほどかかります。
そのため、撮影には実に好都合で、3日間通いつめ、存分に撮らせていただきました。
ここは、加治川の土手の上からも撮れるので、多彩な映像を収録できました。
ウロチョロして目障りであったと思いますが、Hさんご夫妻に厚く御礼申しあげます。
昨年の稲刈りでお世話になった、〆切の専業農家Mさんにもお願いして、撮影しました。
Mさん夫婦は、十数ヘクタール(町歩)を大型コンバインで刈ります。
田んぼは委託分が多いので、かなり分散していて、トラックでコンバインを運びます。
そのため、撮影は近場のときにあわせて、田んぼに行くことになります。
タイミングのあった23日(土)秋分の日に、撮影できました。
すばらしい稲刈りを撮影でき、Mさんご夫妻に厚く御礼申しあげます。
◇ ◇ ◇
新しいビデオカメラ(Sony)も、きわめて快調でした。
ビデオ映像は、編集が必要で、これから順次公開していきます。
「風景」としての稲刈り、「作業」としての稲刈りを紹介できると思います。
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松井が4ヶ月ぶりに復帰した。いきなりの4安打。
観衆のスタンディング・オベーション!
真のスターとはこういうものか。
黙々とした不断の猛練習と求道者的な精神力。
幾多のスランプやケガを乗り越えて、
そのたびに、より成長した姿を見せる松井。
この試合の彼のの打撃フォームは、実にパワフルで、しかも美しかった。
復帰に備え、最高に仕上げたプロの力量と心に感動。
スタンドの観衆とともに、マツーイにスタンディング・オベーション!
一首献上:
<復帰戦 ヒデキ・マツーイ 4安打 不断の努力 魅せーるスウィング>
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夏の甲子園で優勝した早実の斉藤投手が、大学進学を表明した。
メディアの追っかけ狂騒曲の果ての記者会見。
人として学ぶため、というノーマルな選択。
彼の眼差しは、早稲田大からソフトバンク入りした和田投手にあるのか。
高校生ドラフトでは、プロ球団のクジで行き先が決まる。
本人の希望は無視されて、人生が決まる。
それも善しとするか、否とするか。
大学生ドラフトであれば、本人の意思で球団を選べる。
これも大学進学を選ぶ高校選手の心にあるのかも知れない。
甲子園以来のハンカチ王子フィーバー。
メディアの頭のレベルそのまんま。
そして、熱い夏の名残にピリオド。
一首献上:
<ハンカチを 振って王子は 早稲田の森へ 追っかけメディアに ハイさようなら>
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大相撲秋場所が始まった(10日~)。
初日、期待の白鵬が敗れたけれど、これからは実力で勝ち続けて欲しい。
横綱になって、朝青龍との頂上決戦を毎場所見せて欲しい。
◇ ◇ ◇
自民党の総裁選は、候補者がいずれも現閣僚。
つまりは小泉首相にノミネートされていた。
派閥の領袖や他の候補志願者は、結局、立候補ゼロ。
次期総裁候補まで、全員を土俵に釣り上げておいた小泉首相。
人を見る眼があったともいえる。
やはり古い自民党は壊れたのか。
一首献上:
<総裁選 閣僚競り合う 小泉場所 一本釣りの 土俵入り>
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岐阜県庁の裏金問題で、前知事が8日記者会見した。
そして、「~ 究明は返還のめどがつくまで棚上げする。~」
などと発言した。(9日付け日本経済新聞朝刊)
社会の常識は、役所の非常識
役所の常識は、社会の非常識
「盗んだものは返せばいいだろう」という問題ではない。
一首献上:
<火を消して たたんでしまえ 岐阜ちょうちん 身の守り優先 裏金作り>
・身の=美濃
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一週間は、なぜ『日・月・火・水・木・金・土』なのか?
これと惑星の『水・金・地・火・木・土』の関係は?
またまたインターネットで検索して調べてみた。
実は「ローマ帝国の暦」と「古代中国の五行説」がからんでいた。
ローマ帝国の暦では、曜日に7人の神話の神の名が付けられていた。
また、惑星にもそれぞれ同じく神の名が付けられていた。
◆ローマ帝国の7曜日(英語名の神の名)
□太陽の日
□月の日
□マーズの日
□マーキュリーの日
□ジュピターの日
□ヴィーナスの日
□サターンの日
◆ローマ帝国の惑星名(英語名の神の名)
□水星 = マーキュリー
□金星 = ヴィーナス
□火星 = マーズ
□木星 = ジュピター
□土星 = サターン
◆現在の我が国の曜日
□太陽の日 → 日曜日
□月の日 → 月曜日
□マーズの日 → 惑星のマーズ → 惑星の火星 → 火曜日
□マーキュリーの日 → 惑星のマーキュリー → 惑星の水星 → 水曜日
□ジュピターの日 → 惑星のジュピター → 惑星の木星 → 木曜日
□ヴィーナスの日 → 惑星のヴィーナス → 惑星の金星 → 金曜日
□サターンの日 → 惑星のサターン → 惑星の土星 → 土曜日
これで、一週間が『日・月・火・水・木・金・土』となった。
五行説から決まった惑星名を介して、ローマ帝国の曜日と結ばれた。
ロマンがあるなぁ。
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何で、水星・金星・地球・火星・木星の順に名前が付いているのだろう。
冥王星の騒ぎのときに、前から疑問に思っていたことを調べたくなった。
確か「五行説」に関係があると聞いていたので、インターネットで検索。
◆五行説の概要
「五行説」は中国古来の思想。
この世は『木・火・地・金・水』とそれらの相互関係で構成されるというもの。
わが国の文化や風習にも大きな影響を与えている。
「五行説」では、それぞれに色と季節と方角を対応させている。
□木-青 春 東
□火-赤(朱) 夏 南
□地-黄 土用 中央
□金-白 秋 西
□水-黒(玄) 冬 北
「土用」は、各季節の終りの18日間(立春、立夏、立秋、立冬の前)で、年4回ある。
この中、夏の土用の期間は暑さで食欲も落ち、ウナギも売れない。
平賀源内が頼まれて、<本日土用丑の日>という看板を店先にかけたら大繁盛。
以来、土用丑の日にウナギを食べるのが行事にまでなった。
また、「青春」ということばも「五行説」に由来する。
鯉のぼりの吹流しも「五行説」の五色である。
キトラ古墳の壁画も、東は青龍、南は朱雀、西は白虎、北は玄武(亀+蛇の聖獣)である。
◆惑星の名前と「五行説」
「五行説」を逆順に割り振って、惑星の名前が付けられた。
5個は、『水・金・地・火・木』で、残り3個は、『土・天・海』と続けられた。
『冥』は、1930年に追加され、つい先日惑星から除外された。
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