「耳なし芳一」物語
ようやく、仕事の区切りがつきました。
ホームページの更新ができるようになりました。
しばらくの怠慢をお詫びいたします。
と申し上げている傍らで、デスクトップ・パソコンが故障します。
つい先日の朝、立ち上がらなくなりました。
外付けハードディスクのバックアップが命の綱。
この文章もノートパソコンから更新しています。
新しく購入したパソコンが明日到着します。
故障したパソコンは、別途修理するつもりです。
ところで、バックアップはかなり完全だったのですが、やはりモレがありました。
年賀状などの住所録のデータベース、お気に入りのHPのリストなどです。
なくても何とかなるけれど、やはり不便です。
◇ ◇ ◇
思い出すのは、小泉八雲の「耳なし芳一」物語です。
平家の亡霊にとりつかれた小僧を救うため、和尚が全身に般若心経を書いてやります。
ところが、両耳だけに書き忘れてしまったのです。
夜半に芳一を迎えに来た亡霊は、心経の効果で芳一の姿が分かりません。
しかし、空中に浮かんだ両耳だけが見えたので、それをもぎとって、亡霊は消えました。
芳一は救われましたが、「耳なし芳一」になりました。
◇ ◇ ◇
これで大丈夫と思っても、何かが抜けています。
バックアプウをとることを心がけ、しかもモレがないようにしなくてはなりません。
ということで、ホームページの更新が軌道に乗るのに、ちょっと手間がかかります。
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