ぶらぶら長崎:龍馬のぶーつ像とネコ二匹
3月20日(火)お昼過ぎ、快晴。
ヘイフリ坂(実は石段)を上って、風頭山から龍馬通りへ下ってきた。
(ヘイフリ坂については改めて報告)
亀山社中跡のすぐ先にある『龍馬のぶーつ像』に立ち寄る。
昨年12月に来たときは撮影不十分で、その補充をしたかった。
そこで出会ったのが、春の陽射しの中でのんびりと日向ぼっこするネコ二匹。
2007.03.20
近付いても全くお構いなしで、寝そべっている。
「先に来て、場所をとったのは自分達だ。
あとからきたお前がよけて通れ」という態度。
どうも長崎のネコは、こういうのが多い。
公園のベンチでも、西洋館の窓べりでも、実にゆうゆうと昼寝している。
よそ者に人みしりしない。敵ながらあっぱれで脱帽。
ま、こんなネコに出会って写真を撮る旅も幸せだ。
カメラを構えてシャッターを押す。
ところが、シャッターを押しながら、ふと思った。
ネコの写真を撮ってる自分と、それを見つめてるネコとどっちが幸せなんだ?
哲学的思考の瞬間。
どうもネコに分がある。
2007.03.20
ネコ「わざわざ東京くんだりから長崎まで来て、旅の幸せだなんて笑わせるね。
いつもここで、のんびり暮らしてる我々をみならったらどうだい」
恐れいりました。
【ここで一首】
<ぶらり旅 龍馬のぶーつ像に ネコ二匹 撮る幸せは 撮られるに及ばず>■