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くるくる:50年前の地図を求めて

◆国土地理院へ
昨日(9/12)、昭和28年の新発田の5万分の1の地図を手に入れた。
千代田区九段にある国土地理院・関東地方測量部謄本交付担当。
役所らしい名前だが、地理院のHPによれば、過去に発行された地図を閲覧できるという。

新発田にいた頃の地図が欲しかった。
雨も止んで涼しくなったので、直接閲覧に出かけた。
JR・地下鉄で直通40分、駅から徒歩5分。

◆閲覧室でパソコン利用
測地成果閲覧室は、第2合同庁舎の9F。
広いオープンなスペースに、閲覧用のパソコンが並んでいる。
初めてなので、まずは係りの女性にシステムを操作してもらい、地図を表示。

システムには、すぐに慣れて、スイスイと拡大・縮小・移動ができる。
新発田の明治以来の発行履歴の一覧から選択して、切替もできる。
地図はかなり鮮明で、液晶画面上で細部まで識別できる。

◆地図入手
いくつかの版を見比べて、5万分の1は昭和28年版に決めた。これを4枚。
他に2万5千分の1の昭和23年版も選んだ。これを2枚。
謄本請求申込書に記入して提出。3千円(モノクロで@500円)の収入印紙を添付。

◆これからの楽しみ
地図の閲覧、謄本入手が簡単にできて、非常に満足。
とくに現在と旧版の各地図を見比べる面白さを実感して、クセになりそう。
ふるさとの変化から、日本の近代の歴史までが見えてくる。