大阪:法善寺横丁
打ち水の石畳、控えめな看板のお店の並ぶ細い横丁。
道頓堀のにぎやかさ、騒々しさとは別世界。
ほんの一角に残る浪花の和の小粋な街、法善寺横丁。
大阪はすっかり変っている。
心斎橋筋も道頓堀も、ダイナミックな若者文化の街に成り果てた。
それをかろうじて救ってくれるのが法善寺横丁。
◆被災と再興
法善寺横丁は数年前に火災に遭って、消滅の危機にあったとニュースで見た。
建築基準法、都市計画法、消防法などの規制がきびしく再興は危ぶまれた。
しかし、有志の方々が立ち上がり、支援の輪も拡がって、今の横丁ができた。
◆ゆっくりと
ずっと以前に訪れたときの様子はあまり覚えていないが、この雰囲気はすばらしい。
今回の紀行では、行き当たりばったりで訪れた。
飛び入りのお店は2軒ともおいしい料理をゆっくりと楽しませてもらえた。
◆もっと光を
ネットやガイドブックを探しても、法善寺横丁は目立たない。
横丁の紹介HPを作って欲しいものである。
一度行けば、また行きたくなる横丁なのだから。
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