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第51回新発田紀行(2008/12/20-23)

◆今回は
今回は3ヶ月ぶりで、今年の締め。
この時期の新発田にしては、奇跡のような青空があった。
レンタサイクルはシーズン・オフで、移動は徒歩と車。

◆第1日目:20日(土)快晴
10:14-12:21 上越新幹線で新潟へ。
途中、トンネルを抜けても青空だった。
越後湯沢に雪はなく、遠くの山々だけが雪姿。

12:57 新発田着。
二王子山とちょっと見える飯豊連峰の銀雪がまぶしい。
ホテルに荷物を預け、「本田食堂」で酢豚定食、「みやした」理容店へ。

サッパリしてから、近くの市立図書館で、農業雑誌を読む。
<おいしいお米>の特集はさすが専門誌の記事内容で、目からウロコがポロポロ。
コンビニおにぎりの実像なども知ってびっくり。(追って→blog 米作り)

ホテルに戻ってチェックイン、ひと休み、18:00に新道方面へ。
「2楽章」で珈琲、「辰長」で夕食、「ぐみの木」でカクテル。
ぐっと冷え込んだ夜のアーケードを通って、早目にホテルへ。

◆第2日目:21日(日) 晴れ
「2楽章」は、マスターの一門のバイオリン演奏会でお休み。
午後の予定が決まっていたので、行けなくて残念!
喫茶店「煉瓦屋」でスパゲティ・グラタン。

市立図書館で、昨日の農業雑誌を読む。
<おいしいお米>を再読し、<菜種油のバイオ燃料>の記事を読む。
ふむふむ、農業の奥行は深~い。

「他門」で山菜とろろソバ。
新道のタクシー乗り場から、〆切の親戚宅へ向う。
昨日ほどではないが、二王子山と飯豊連峰の雪化粧が美しい。

従兄(80歳超)に年末の挨拶、歓談後、別棟の幼なじみの親戚宅で夜半まで歓談。
奥さん手採りの天然!ナメコの味噌汁などを賞味させていただく。
奥さんの運転で、ホテルへ戻る。

◆第3日目:22日(月) 雨
一転、かなりの雨模様の中、タクシーで西名柄のHさん宅へ。
稲刈りの写真を差し上げ、先日購入したお米や雑誌の記事の話など。
今年の飯米(農家の自家用米)は、別の品種のコシヒカリBLに変えたとのこと。

お米の味が変ったと実感していたので、確かめるつもりであった。
正直なところ、前の方がよい味であった。炊いて2日目の味が落ちてしまう。
曲げわっぱのおひつが泣いている。(追って→blog 米作り)

 ◇ ◇ ◇

ホテルまでHさんの車で送っていただく。「ながしま」でバラちらし定食。
12:25 駅前からタクシーで、〆切の親戚宅へ。
例のハサ掛けの米仙人宅へ車で案内してもらうことになっていた。

米仙人のお話は、まさに仙人の境地で非常識そのもの。
経済効率優先の現代社会への痛烈なアンチテーゼだ。(追って→blog 米作り)
以来、我が頭の中には不可思議なイメージがグルグルと渦を巻いている。

 ◇ ◇ ◇

16:40 車でホテルへ送ってもらい、一息入れて、新道方面へ出かける。
「2楽章」で珈琲、「海老屋」で夕食、「ぐみの木」でカクテル。
21:00 親戚と夜の部の待合わせ。スナックをはしご。

当地の景気も最悪で、飲食店も苦境にあえいでいる。
高級レストランやホテルのバーに通う人には、全く分らない世の中の実状だ。
シンデレラのように12時少し前に、親戚のタクシーに便乗してホテルに戻る

◆第4日目:23日(火) 晴れ、午後雨
天皇誕生日で祝日。朝は比較的暖かく青空が拡がる。
親戚の奥さんが、手作りのコンニャクと餅をホテルまで届けに来てくれた。
コンニャクは、自宅の裏の畑で育てた芋で、それを摺って昨日作ったそうだ。感謝!

ホテルをチェックアウトし、城址公園までブラブラと気分良く歩く。
三階櫓(天守閣)の白壁が鮮やかに輝いていた。
この三階櫓は、明治時代に破却されたものを忠実に復元したもの。

11:20-12:50 「2楽章」でカツサンド・ランチ&珈琲。
モーツァルトの聴き納めで『弦楽五重奏曲第3番(K515)』をリクエスト。
これがすばらしい演奏のCDであった。(追って→blog 紀行)

天候急変で雨が降りはじめ、風も吹いて荒れ模様。
早目に駅近くに移動、列車の時間までは余裕があったので「Tomorrow」で珈琲。
ホテルで荷物を受け取り、13:54発の白新線で新潟へ。

14:44-17:00 上越新幹線の自由席は空いていた。くたびれてウツラウツラ。
東京駅の新潟行きホームは、東京へ出てきた人が帰るのか、少々長い行列。
18:00に帰宅。