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奈良紀行(2008年・秋)

◆奈良へ
紅葉の季節、奈良へ出かけた。(11/29-12/2)
やや遅めであったが、天気にも恵また。
古都の晩秋の散策を満喫。

昨年は京都で、なかなかの紅葉の写真を撮る。
京都では、紅葉の名所は寺院などの境内や庭園に多い。
奈良では、むしろ散策路で紅葉を楽しむのがいい。

写真撮影から見ると、京都の方が五重塔や池などのポイントがあって、「絵」になる。
奈良は、紅葉の風景の中をぶらぶらと散策する。その体感を写真に撮るのは難しい。
そのことは、とくに4日目の竜田川で実感した。

今回の奈良紀行では、歩くほどにその魅力に引き込まれていった。
ガイドブックの案内文の行間を読み、地元の人に教わることもできるようになった。
またひとつ、「お気に入りの街・風景」ができたことがうれしい。

◆◆◆ 行程の概要 ◆◆◆

◆11月29日(土) 快晴、奈良は夕方に小雨。
10:00-12:22 のぞみで京都へ。
12:43-13:40 近鉄で奈良着。
昼食後、「羅漢」で珈琲。

 ◇路地に迷い込む
今夜の宿泊先「サンルート奈良」へ向かうが、近いので甘く見て途中の路地を曲がった。
後で知ったが、ここは「猿沢池」と「もちいどの通り」の間の迷路のような地区だった。
結局、40分位、隣の「ならまち」地区までも迷い歩いて、やっとホテルに到着。

キャリーバッグを引いて、重い三脚とカメラを背負ってウロウロと徘徊した。
しかし、この徘徊が、新しい奈良発見につながったのだから、何が幸いするか分らない。
どのガイドマップにも載っていない迷路に、奥深い奈良が隠されていたのであった。

 ◇東大寺、興福寺をひと回り
すぐにホテルを出て、徒歩で東大寺へ向かう。
30分で大仏殿前→手向山八幡宮→三月堂→二月堂→大仏殿前、17時近く夕闇が迫る。
15分で興福寺五重塔に着いたが、小雨となり、近くの商店街アーケードに避難。

 ◇夜の部へ備え
しばらく先程迷った路地を徹底探索。気になるお店が一軒見つかる。
ホテルへ戻って、一時間昼寝(夕寝?)。
スタミナを回復。

 ◇夜の部
20:00 近くの猿沢池で、興福寺五重塔のライトアップを撮影。
東向き商店街で夕食。
迷路に入り、マークしていた町家の飲み処「京富」に寄る。

これがすばらしい巡り会い。
奈良に我が<隠れ家>を見つけたと実感。(→blog食!)
軽く焼酎を楽しんで、ホテルに戻って寝る。

◆11月30日(日)快晴
 ◇正暦寺(しょうりゃくじ)へ
09:40-10:10 JR奈良駅から臨時急行バスで、紅葉の名所という正暦寺へ。
寺の境内や周囲の山は、紅葉に染まっていた。
客殿である福寿院には、枯山水の小庭園があり、紅葉が映えて趣があった。。

 ◇薬師寺へ
奈良へ戻って、昼食後に近鉄電車で西の京の薬師寺へ。
東塔、再建された西塔、金堂、大講堂を回り、写真撮影。薬師如来、日光・月光菩薩を拝観。
観光客や就学旅行生で混んでいた。ココには紅葉はなし。

 ◇大阪・難波へ移動
これから2泊は難波の東横イン。近鉄電車で難波へ。
ホテル到着後、2時間昼寝。
20:00 ホテルから徒歩で約15分、道頓堀へ。

 ◇道頓堀、法善寺横丁
「くいだおれ食堂」は閉店、「かに道楽」の蟹看板も脚が動かないものに変ってしまった。
近くの法善寺横丁の串カツ店で、ビールとセットメニューで夕食。
帰りに「かに道楽」で蟹のにぎり寿司(3個パック)を買い、ホテルに戻り、食べて寝る。

(→ 次回へ続く)