第52回新発田紀行~田植え2009
◆新発田へ (5/1-6)
毎年恒例の田植えの撮影に出かけた。
今回は、手植えの田植えに巡り会う幸運に恵まれた。
ずっと好天気で、なかなかよい写真とビデオが撮れた。
◆5月1日(金)
午後出発。19時過ぎに新発田着。
昨年末以来。
新道(しんみち)で夕食、珈琲、スナックはしごで午前様。
◆5月2日(土) 晴れ
午前中、自転車で西名柄のHさんの田植えに向かう。
排水ポンプ場の近くでご夫妻と息子さんが作業中。
ここはHさんの田んぼで、奥さんが丁寧にあぜの手入れをしている。
お昼前に失礼して、街へ戻り、昼食、珈琲。
いつも寄る理髪店で休みの確認。(散髪はは明日)
福勝寺で月曜日(5/4)午後のアポイントをいただく。
◇ ◇
駅で自転車を返して、タクシーで〆切の親戚宅へ。
しばらく談笑して、16時半頃車で出かける。
向う先は、ハサ掛け仙人宅で田植えの予定の確認。
到着すると、仙人は田んぼの代かきを終えたところ。
その田んぼは、まるで芸術作品のように、あぜがピカピカに磨き上げられていた。
誰に見せるためでもなく、ひたすら丁寧に気持を込めた仙人の作業に感動する。
仙人宅でお茶をいただぃながら、歓談。
田植えは手植えで、娘さんの休暇の都合で、6~8日にするとのこと。
それを拝見させていただくこととなった。
仙人宅を辞して、親戚宅へ戻る。
奥さんが採ってきた山采料理をご馳走になる。
山采採りの苦労や楽しみを聞きながら、ほろ苦い季節の味。
ところで、奥さんが仙人の田植えを手伝うことになった。
若い頃、実家で田植えをしていて、他の農家にも手伝いに出ていたキャリアがある。
実家は仙人宅の隣の集落で、娘さんとは幼なじみという奇遇。
昨年、初めて手植えをした娘さんの強力な助っ人だ。
ただし、手植えには装備が必要で、腰に着ける苗籠と田植え専用のゴム長靴。
近所の農家にあるかどうか探してもらっているところ。
夜も9時過ぎ、奥さんの運転で新道へ繰り出す。
なじみのスナックが変身した居酒屋で軽く一杯。
早めにホテルに戻って寝る。
◆5月3日(日) 晴れ
自転車で西名柄へ。
今日は桜並木の土手のすぐ下の田植え予定。
約2時間、写真とビデオを撮らせていただいた。
街で昼食、散髪、珈琲。
ホテルへ戻って昼寝。
新道で珈琲、カクテル、居酒屋で夕食。
◆5月4日(月) 晴れ
自転車で西名柄へ。
今日は西名柄の集落の市街地側の田植え予定。
どこかと探す間もなく、子供達のかん高い声が聞こえてきた。
声はHさんの孫5人であった!
実ににぎやかな田植えの風景。しっかりお手伝いも。
(詳細は、別途「blog米作り」で報告)
お昼で失礼して、街へ戻り、冷しとろろソバ。
福勝寺でご住職とお話。
こうしてときどきお寺でお話ができることに深謝。
夜は新道へ出て、居酒屋で夕食。
勧められて泡盛を飲んだら頭の芯に効いた。
早々にホテルに戻り寝る。
◆5月5日(火) 晴れ
自転車で乗り回り、日差しを浴びて、夜は飲む。非日常の生活に疲れた。
今日は明日に備えて、図書館などでゆっくり。
明日は、10時から仙人の手植えの田植えを見学予定。
◆5月6日(水) 晴れ
いよいよ手植えの田植えの日。天気も上々。
親戚の車で、米仙人の田んぼへ。
奥さんは一足先に来ていて、すでに田植え開始の直前。
長靴も苗籠も用意できていた。
仙人は枠を転がして筋目を付ける。
二人の女性(早乙女?)が田植えを始める。
ホーホケキョ、うぐいすが鳴いている。
ときどき声を交わしながら田植えは進む。
それにしても手植えはゆっくりだ。
約1.5反が6枚に分けてあって、その1枚に約2時間かかった。
田植え機なら15分位かも。
(以下、詳細は「blog米作り」で報告)
昼食休憩の前に、おいとまする。
ビデオも写真もよく撮れたと思う。とくにビデオは貴重な記録だ。
田んぼの近くで「わらび」を採らせていただいた。
◇ ◇ ◇
親戚の車で、途中でラーメンを食べ、親戚宅へ立ち寄って従兄弟にあいさつ。
しばし歓談して、また車で新発田まで送ってもらった。
「2楽章」で紅茶とピザトースト。これが今回の紀行の締め。
◇ ◇ ◇
帰りの上越新幹線は自由席は満席。
長岡を出てから大宮までウツラウツラ。
東京は小雨がパラついていた。21時頃に帰宅。
(写真を挿入し、田んぼの広さのミスなどを修正しました。 5/10)
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