彦根紀行~2010年11月
◆城下町・彦根へ
城下町を訪れる旅の始まりは、やはり『彦根』となる。
彦根城は、天守閣、各種櫓、堀や石垣、大名庭園などが残されている。
これだけ揃っているのは、彦根をおいてない。
ちょうど紅葉の候、紅葉の名所である『玄宮園』から天守を撮影したい。
で、先週土曜日から今日まで、2泊3日の彦根紀行となった。
天気も上々、願いが叶って、まずまずの写真が撮れた。
◆彦根城はすごい!
彦根城は、彦根駅からも近く、街の中心の小高い山上にある。
土曜日の午後で、大勢の観光客に混じって、かなりきつい石段道を登る。
櫓を仰ぎ、門を抜けて、天守閣に到着、人垣越しに眺める。
「天秤櫓」 | 「天守閣」 |
圧倒するような大きさではないが、美しく立派な天守閣(江戸期のもの)だ。
彦根城は、内堀と中堀がぐるりと完全に残されている。
「お城」というものを実感させてくれるのは、すごい。
◆玄宮園の紅葉
天守閣の裏手の急な坂を、石段と砂利を踏みながら一気に下る。
黒門口というところで内堀を渡る橋がある。
対岸の右手が玄宮園で、内堀と中堀に挟まれている。
玄宮園は回遊式で、池を巡りながらいくつもの橋を渡る。
ちょうど、いろは紅葉が美しく、池の向こうの中空に天守閣が浮かぶ。
三脚(使用OK)を据えて、理想的な<紅葉と天守閣>のツーショット。
「天守閣と紅葉」 | 「鳳翔台を望む」 | 「紅の枝」 | 「木橋」 |
◆詳細はこれからまとめ
今回は、かなり広く『彦根』を鑑賞できた。
特に、2日目と3日目のレンタサイクルは強力な脚であった。
この街は、とてもサイクリングがしやすくてうれしい限りだ。
古い木造家屋が点在しているが、そこに住む人の心意気を感じる。
観光客で賑わう城周辺と、元気のない商店街や料飲街。
彦根もまた、悩める地方の一都市ではあった。
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