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弘前・三内丸山・鶴岡紀行~印象3

弘前から、JR奥羽本線→秋田→羽越本線で鶴岡へ。
特急乗り継いで約4時間、6月に続く再訪で駅前のホテルに一泊。
今回は、鶴岡ならではの喫茶店、食事処、スナックを見つけることができた。


◆鶴岡~ゆっくり散策したい城下町(9/3-4)
優れた観光スポットはあるのに、決め手がない。
写真を撮る立場からすると、<この一枚>が見つからない。
鶴岡はそんな印象を受ける城下町だ。

二重のお堀と土塁がある程度遺っているものの、お城の建造物は何もない。
明治維新後の歴史的経緯や諸般の事情もあるであろう。
ただ、外野からはちょっともの足りない感じがする。

◆くつろぎの<私的>空間
観光スポットは、いわば<公的>なもので、格式張っているところがある。
そこで少々こった肩をほぐしてくれるのが、くつろぎの<私的>空間だ。
鶴岡には、そんなステキなお店があった。

茶房『海坂(うなさか)』は、ココにしかないという稀少な喫茶店。
純粋な日本住宅の居間が茶房になっていて、ふつうの玄関を入ってスリッパで上がる。
よく手入れされた小庭を眺めながらの珈琲タイムは、至福のひとときだ。

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茶寮『遊(ゆう)』は「三井家蔵座敷」の米倉を改装したカフェ・レストラン。
街で、落ち着いた雰囲気でランチを普通のお値段で食べられる処は、なかなか無い。
頼りになるお食事ポイントである。夜は予約制ということだ。

夜の鶴岡の居酒屋とスナックでも、当たりが二枚。
居酒屋『龍泉(りゅうせん)』は、おいしい魚介料理を味わえるお店。
スナック『志津(しず)』は、都会的センスの雰囲気で小粋なママと語り合えるお店。

(以上の4店は「blog!食」で個別に紹介する予定)