◆岡山城と松江城へ
城下町への紀行である。
実は、一昨年(2011年)の春、岡山などを訪れる計画を立てていた。
ところが、大震災の発生で中止にして、今回はそれを復活させたもの。
計画の軸は、岡山と松江に、4泊5日とした。
今年は、桜が早く終わってしまったが、好天気が続く予報。
4月13日(土)の朝、「Nexus7」を携えて、東京駅を出発した。
◆旅程の概要
-- ・第1日(4/13 土)東京 → 岡山
-- ・第2日(4/14 日)岡山 → 津山 → 岡山 → 松江
-- ・第3日(4/15 月)松江
-- ・第4日(4/16 火)松江 → 岡山 → 倉敷 → 岡山
-- ・第5日(4/17 水)岡山 → 倉敷 → 岡山 → 東京
津山は、岡山からJR快速で約1時間、県北の城下町。
松江は、岡山からJR特急で約2時間15分、城下町。
倉敷は、岡山からJR快速で約10分、美観地区を整備している都市。
◆簡単に印象をまとめると
岡山は、賑やかで若者も多い都市であった。
岡山城は、JR駅前から路面電車で3駅目、天守閣に上った。
足下の旭川を隔てて後楽園があり、広い園内の池越しに天守閣が浮かぶ。
津山では、堅固な石垣で有名な城跡を訪れたが、花が終わったのに花見の宴が満開。。
今回は、郷土資料館で第7代藩主の「入国大名行列図」も見る予定だった。
しかし、岡山城天守閣の展示会に貸出中で、第5日に巡合いができた。
松江城は、堀に囲まれた本丸に江戸期の望楼型天守が残り、最上階は四方オープンの展望。
内堀と外堀を巡る堀川観光船は、女船頭さんの名ガイドで、ゆったりと楽しめた。
必殺のワンショットを狙っていた宍道湖の夕焼けは、曇りで空振り。
倉敷は、美観地区と言われる通りを散策してみた。
江戸から明治の頃の町並みを再現しているようだ。
ただ、本物と偽物が渾然一体だし、落ち着くような、落ち着かないような、ハンパな印象。
◆夜はやや不調
岡山は、料飲街が賑やかで店を選びかねた。
松江は、行きたい料飲街が長い橋の向うで、冷たい風が強く行き損ねた。
倉敷の美観地区は、夜は閑散であった。
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