京都:紅葉紀行2015
◆今年は「ハズレ」
今年の京都の紅葉は、完全な「ハズレ」であった。
京都の方々は、お口をそろえて「今年の紅葉はあかん」。
天候が暖かで、冷えが足りなかったようである。
まだ緑のモミジ、紅葉のモミジ、散り始めたモミジが混在。
それが今年の京都の現実らしい。
燃えるような紅葉は、来年のお楽しみとなった。
◆訪れたところ
◇目当ての仁和寺は散々(27日午後)
今回の第一の目当てであった仁和寺。
五重塔の周辺は、枝に葉が一枚もナシ。
三日前に電話した時は「今が見ごろですが風が吹いたら散ります」で、その通り。
◇隠し玉の紅葉のトンネルもギブアップ(28日午後)
洛北の叡山電鉄鞍馬線が通る紅葉のトンネル(約250m)を見たいと思っていた。
しかし、電車は満員で、とても車内から鑑賞・撮影はできそうにない。
紅葉そのものも冴えないようなので、中止にした。
◇上高野からのさんさく(28日午後)
代えて、叡山電鉄鞍本線の三宅八幡駅~修学院駅のコースを歩くことにした
上高野は、すばらしい和風住宅が点在していて、通り抜けが楽しい。
宝幢寺(ほうどうじ)では、山門の紅葉が迎えてくれた。
赤山禅院~修学院正門前~鷺の森神社~喫茶店「楽」~修学院駅。(全行程約4.5km)
◆京都は大混雑
京都は内外の観光客であふれていた。
コインロッカーはどこも満杯で弱った。(目的地への降車駅で利用)
地下鉄も緩いラッシュ並みの混雑。Suicaが使えて助かった。
京都へ行くときは、観光客が集まる有名な紅葉の名所は避けている。
写真を撮るのが目的なので、ひとが写り込まず、三脚がOKのところを探す。
次回は、現地で教えていただいた隠れ名所を訪れてみようと思う。
ホテル予約も難題で、奈良に泊まったが近鉄特急で往復2千円かかる。
(12/4追記)
◆旅程
◇第一日(11月27日金曜日)晴れ
東京→京都。12時半頃着。
仁和寺へ。(山陰本線花園駅から徒歩で往復)
・仁和寺の紅葉は、過去完了形。
途中にある喫茶店「ヴェルディ」に往き帰りに立寄る。
近鉄京都→近鉄奈良。
まぐろ処「まぐろ小屋」で鉄火丼、居酒屋「たまき」で一杯。
ビジネスホテル泊。
◇第二日(11月28日土曜日晴れ
近鉄奈良→近鉄京都。
地下鉄烏丸線京都駅→今出川駅~徒歩~叡山電鉄出町柳駅→三宅八幡駅。
散策:上高野~宝幢寺~修学院正門前~鷺の森神社~喫茶店「楽」~修学院駅。
叡山電鉄修学院駅→出町柳駅~徒歩~地下鉄今出川駅→京都駅。
・歩き疲れで脚が痛く、徒歩はきつかった。
京都→東京。のぞみ自由席は満席。
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