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第84回新発田紀行~旅程編

11月24日(木)~27日(日)に、新発田へ出かけた。
天気が崩れたため、3泊4日に縮めたので、ずいぶんと時間のやりくりが窮屈だった。
それでも、いろいろな方々と充実した対話を楽しむことができた。


◆24日(木)東京(雪)→新発田(曇り、のち晴れ)
 雪に弱い東京で中央線電車が乱れ、乗継ぎがまずくなって予定の2時間遅れで新発田着。
 新幹線がトンネルを抜けると長岡は晴れで、小説『雪国』の逆のシーンであった。
 14:45 ホテルにチェックイン、ひと休み、徒歩で外出、喫茶店「Bell」で軽食&珈琲。
 
 16:50-19:30 「ヨシカエワ電器店」で歓談
。息子さんも加わって、登山&写真談義。
 「関洋軒」で夕食、なじみのスナックでダベり、ホテルに戻る。


◆25日(金)曇り、一時晴れ
 10:00-12:45 フォリオ→苔香荘(紅葉は終わり)→昼食。
 Sさんに、武者邸の大正部分の1、2階を改めて詳しく説明していただく。
 明治部分の大テーブルでゆっくりと対話の時を過ごす。

 13:00-13:30 図書館で、旧町名標柱の資料を複写。
 
 13:45-15:45 「泉屋染物店」でご主人と対話。
 職人の技への向上心とプロの作る商品について、思いを聞かせていただく。
 福知山の藍染め手ぬぐいの評価を伺う。(→アマチュアの趣味の範囲)

 喫茶店「2楽章」でブランチセット、ホテルに戻り一休み、

 新道、居酒屋「つどい」で、生ビール&夕食。
 ラウンジ「ぐみの木」でダベる。
 ホテルに戻る。


◆26日(土)曇り
 10:10 駅でレンタサイクル。

 10:20-11:20 「池田商店」でご主人と歓談。

 「藤田味噌麹店」で甘酒パック購入。目当ての塩麹は甘酒優先で製造休止中。

 「宮沢屋」でご主人と立話。菓子は売切れ。
 「明日までに作っておきますよ」とおっしゃる、
 職人気質、老い、引退のこと、余生の過ごし方などなど。

 駅前通りの居酒屋「喜八」で昼食。
 駅でレンタサイクル返却、ホテルへ戻る。

 13:00-17:00 フォリオのSさんの御好意で「豪農の館」を車で案内していただく。
 Sさんの博識あふれる解説とガイドは、今も頭の中をぐるぐると駆け回っている。
 「市島邸」と「北方文化博物館」はともに数回訪れないと、全体像がつかめないと思う。

 「市島邸」は、立派な表門、土蔵、回廊で結ばれた茶室、番頭部屋、大広間ばどが続く。
 新潟地震で倒壊した母屋が再建されていないままなのは、なんとも惜しい。
 市島家は、大隈重信が早稲田大学を創設した際、多大な資金援助をした歴史も有する。

 「北方文化博物館」は、豪農・伊藤家の邸宅を博物館として公開している。
 伊藤家は、石高で約八千石、明治時代には全国の納税者番付トップになったこともある。
 広大な屋敷と庭園が良く保存されていて、落ち着いた展示なども好ましい印象を受けた。

 ホテルまで送っていただきひと休み。
 18:30-23:
45 親戚と過ごす。
 居酒屋「喜八」で会食。
 新道へ出て、スナックなどハシゴして回る。

 ホテルに戻る。


◆27日(日)曇り、のち雨、新発田→東京
 10:000 ホテルをチェックアウト、レンタサイクル。
 10:15-10:30 図書館で資料を追加複写
 10:45-13:00 旧町名標柱を撮影~同心町、馬場町、古徒士町、西ヶ輪、築留

 「宮沢屋」で、粉菓子&桃山&あん玉を購入。(これが最後かも)

 雨が降り出す。

 12:15-14:00 「みやした」で調髪、マスタと歓談
 「大連軒」で昼食
 14:45-15:45 「2楽章」で珈琲

 アーケードのおかげで雨に濡れずに駅へ。

 16:12~ 特急、新幹線で帰京
 20:30 ショッピングして、帰宅