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2017年06月20日

彦根・姫路・倉敷紀行~彦根城散策編

◆彦根城へ
 6月9日(金)午後、晴れ、彦根城を訪れた。(2回目)
 前回見残した「鐘の丸」と西の丸「」、「彦根城博物館」をカバーしたかった。
 JR駅横でレンタサイクル、約10分でお城へ。(23時まで、¥500)

◆表門口から城内へ
 表門口の入場券売り場で、「お城+博物館+玄宮園」の共通券を購入。\1,500
 右手に建つ彦根城博物館は最後に回ることにする。
 観光客は、パラパラ程度であった。

 彦根城内の道は、不規則な石段造りで、足元を見ながらでないと上り下りできない。
 防御の目的で、わざと通りにくくしてある。
 膝にかなり負担がかかる。

◆天秤櫓
 まもなく、天秤櫓の真下に到着。
 頭上に高く、櫓の入口への橋がかかっている。
 左の石の階段を上って、直角に曲がって上ると、橋のところに出る。

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 右手前方に拡がるのは「鐘の丸」。
 当初はここに鐘楼があって、城下に時を知らせていた。
 突き当たりは展望台になっていて、城下を見渡すことができる。

 橋を渡る。
 橋の半ばからは、左右に、城下の街並みが見える。
 橋の下の通路が切通しになっている効果である。

◆太鼓門櫓
 天秤櫓から左へ曲がると、先程の「鐘の丸」から移された釣り鐘が見える。
 右へ折れて石段を上ると太鼓門櫓。
 この門を抜けて左へ上ると、天守閣の広場に出る。

◆天守閣
 彦根城の天守閣は、思いの外にコンパクトで、 どこか優しいデザインである。
 関ヶ原の戦いの後、敗れた石田三成の佐和山城の天守閣を移築したといわれる。
 当時のものが残る12現存天守のひとつである。

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◆西の丸
 天守閣の裏手に回ると、「西の丸」の広場になっている。
 木立の間を進むと、ほどなく、三重櫓があり、内部を見学。
 案内係もいて、城の解説ビデオを上映するコーナーもある。

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◆黒門口へ下る
 櫓の横から、黒門口へなだらかな坂道を下る。
 (前回は天守閣の裏手の道を下ったが、急勾配の石段で、難路であった)
 堀を渡って城を出て、少し右に進むと「玄宮園」の入口。

◆玄宮園
 ここは回遊式の大名庭園。
 池越しに、お城の天守閣が見える。
 特に、池を渡る橋の辺りは、新緑の美しさがすばらしい。

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 9月の夜には、「虫の音を聴く」イベントが催されるという。
 どんな虫が鳴いてくれるのであろうか。
 ぜひ、参加してみたいものだ。

◆彦根城博物館
 博物館には、閉館間際に到着したので、ざっと通り抜けただけ。
 ここは、御殿を復元したもので、ずいぶんと広く立派な建物である。
 藩主・井伊家の所蔵品を中心に展示されている。

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◆街を回って帰る
 レンタサイクルで、キャッスルロード→銀座通り→袋町→JR駅、と回ってホテルへ。
 途中、「いと重」で和菓子を買う。
 袋町では夜歩きの下見をした。

2017年06月15日

彦根・姫路・倉敷紀行~姫路城天守閣編

◆姫路城・天守閣へ
  6月10日(土)、晴れ、初めて姫路城を訪れた。
 その天守閣は想像以上に美しく、感動した。
 修復された白亜の天守閣は、青空の下、くっきり堂々とそびえていた。

  ◇ ◇ ◇

 JRの駅前大通りの正面に天守閣が見える。(お城の入口までは徒歩約10分)
 通りを途中で右折して「イーグレひめじ」ビルの5階屋上の展望台(無料)に立ち寄る。
 ここからは、天守閣の全景を眺め、自由に撮影することができる。

 【「イーグレひめじ」ビル」屋上より】
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 【三の丸広場より】
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 入城すると、曲がりくねった坂道を登って(時に降って)天守閣に近づいていく。
 要所で、天守閣を仰ぎ見ることができるのが姫路城らしい。
 それぞれが魅力的な天守閣の撮影スポットになっている。

 考えてみれば、天守閣側からもこちらを見えるわけて、鉄砲で狙われることにもなる。
 そもそも、姫路城は戦国時代に築かれた要塞なのである。
 防御用のデザインが、平和の今は、観光客を楽しませるとは、歴史の皮肉な幸運と思う。

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 天守閣前は平らな長方形の広場になっている。
 高い石垣の上に構える天守閣を存分に鑑賞できる。
 ここまでの道筋で眺めた天守閣を思い返しながら、心地よい到達感を味わった。

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 行列して待たされるので、天守閣の内部には入らなかった。
 帰りは緩やかな下り坂で、ほどなく出口に着いた。
 途中に「「お菊の井戸」があったようだが見過ごしてしまった。

 城を出て、駅に向かう。
 時々振り返ると、白い天守閣が見える。
 晩秋のころ、また訪れてみたいと思った。

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◆所要時間
 天守閣までは、歩きやすい順路を、往きは約20分、帰りは約15分。
 天守閣に上るには約30分位か?(混み具合による)
 さらに庭園もあるので、併せて時間を過ごすのも良さそうだ。
 

◆ 混み具合
 当然ながら、姫路城には多勢の観光客が押し寄せる。。
 この日は好天の土曜日で、観光客の流れは絶えないものの、さほどの混雑ではなかった。
 ただし、天守閣への入場は制限されていて、待ち時間があった。(入場は次回に延期)

◆360度カメラの撮影は控え目
 そんな状態なので、360度カメラで撮影するのは控え目になった。
 周辺の人達の顔が 映り込んでしまうからである。
 それでも運良く、天主閣前の広場では公開可能な360度写真を撮影できた。

 (ここに36写真の挿入を準備中)


  ◇ ◇ ◇

 (この後、山陽新幹線で岡山経由、倉敷へ向かった)

2017年06月07日

長崎紀行を断念、ホテル不足の極み

◆長崎へ行きたかったのに…
 360度カメラを携えて長崎へ行く計画を検討してみた。
 長崎には、360度で撮影してみたいポイントが数多くある。
 三泊四日は欲しい。

 結論は「断念」。
 理由は「極まりのホテル不足」。
 たぶん、海外からの観光客で溢れているのだろう。

 数日先の予約では、一泊2万円以上でないと空室がない。
 小シングル(8平米、バス・トイレ付き)という狭い部屋で、7千円!
 カプセルホテルでも、5千円超!

 こんなところに無理をして泊まる気になれない。
 2010年頃は、東横インに6千円位で泊まれたのだった。
 こうなると『民泊』に期待した方がよさそうに思う。

◆お城と街歩きへ
 長崎に代えて、彦根城と姫路城、倉敷と鞆の浦への紀行を検討している。
 ホテルの予約と天候がマッチしたら出かけたい。
 梅雨入り寸前の今週中にチャンスは来るだろうか?