彦根・姫路・倉敷紀行~彦根城散策編
◆彦根城へ
6月9日(金)午後、晴れ、彦根城を訪れた。(2回目)
前回見残した「鐘の丸」と西の丸「」、「彦根城博物館」をカバーしたかった。
JR駅横でレンタサイクル、約10分でお城へ。(23時まで、¥500)
◆表門口から城内へ
表門口の入場券売り場で、「お城+博物館+玄宮園」の共通券を購入。\1,500
右手に建つ彦根城博物館は最後に回ることにする。
観光客は、パラパラ程度であった。
彦根城内の道は、不規則な石段造りで、足元を見ながらでないと上り下りできない。
防御の目的で、わざと通りにくくしてある。
膝にかなり負担がかかる。
◆天秤櫓
まもなく、天秤櫓の真下に到着。
頭上に高く、櫓の入口への橋がかかっている。
左の石の階段を上って、直角に曲がって上ると、橋のところに出る。
右手前方に拡がるのは「鐘の丸」。
当初はここに鐘楼があって、城下に時を知らせていた。
突き当たりは展望台になっていて、城下を見渡すことができる。
橋を渡る。
橋の半ばからは、左右に、城下の街並みが見える。
橋の下の通路が切通しになっている効果である。
◆太鼓門櫓
天秤櫓から左へ曲がると、先程の「鐘の丸」から移された釣り鐘が見える。
右へ折れて石段を上ると太鼓門櫓。
この門を抜けて左へ上ると、天守閣の広場に出る。
◆天守閣
彦根城の天守閣は、思いの外にコンパクトで、 どこか優しいデザインである。
関ヶ原の戦いの後、敗れた石田三成の佐和山城の天守閣を移築したといわれる。
当時のものが残る12現存天守のひとつである。
◆西の丸
天守閣の裏手に回ると、「西の丸」の広場になっている。
木立の間を進むと、ほどなく、三重櫓があり、内部を見学。
案内係もいて、城の解説ビデオを上映するコーナーもある。
◆黒門口へ下る
櫓の横から、黒門口へなだらかな坂道を下る。
(前回は天守閣の裏手の道を下ったが、急勾配の石段で、難路であった)
堀を渡って城を出て、少し右に進むと「玄宮園」の入口。
◆玄宮園
ここは回遊式の大名庭園。
池越しに、お城の天守閣が見える。
特に、池を渡る橋の辺りは、新緑の美しさがすばらしい。
9月の夜には、「虫の音を聴く」イベントが催されるという。
どんな虫が鳴いてくれるのであろうか。
ぜひ、参加してみたいものだ。
◆彦根城博物館
博物館には、閉館間際に到着したので、ざっと通り抜けただけ。
ここは、御殿を復元したもので、ずいぶんと広く立派な建物である。
藩主・井伊家の所蔵品を中心に展示されている。
◆街を回って帰る
レンタサイクルで、キャッスルロード→銀座通り→袋町→JR駅、と回ってホテルへ。
途中、「いと重」で和菓子を買う。
袋町では夜歩きの下見をした。
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