2019金沢&t高田紀行(編集継続中)
◇9月25日(水)~26日(木)
◆初めての北陸新幹線で金沢へ
この前、金沢へ行ったのはちょうど5年前。
新幹線開通で予想される混雑を避けた。
そろそろ観光ブームも収まったかと期待した。
このところ、来日観光客の激増で、金沢も過熱気味のようだった。
それを当て込んだホテル建設ラッシュが今も続いている。
そのせいか、ホテルの空き室が十分で、予約がフリー状態。
で、久しぶりの金沢(泊)へ。帰りに途中下車して高田へ。
金沢は、和菓子(黄身しぐれ)、兼六園、武家屋敷、喫茶店、居酒屋など。
高田は、高田城と糀味噌。
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◆金沢 25日(水)晴れ
・7:52~11:02 北陸新幹線:東京~金沢「はくたか553号」
11時過ぎに「はくたか」自由席で金沢到着。速い「かがやき」は全指定席ゆえ敬遠。
タクシーで、和菓子店「末広堂」へ
◇和菓子の「末広堂」
慶応三年(1867)創業の老舗和菓子店。
『黄身しぐれ』を購入が目的。
砂糖を使わない『金つば』も購入。
<黄身しぐれ>(店のHPより転載)
◇「兼六園」
徒歩ですぐの「兼六園」へ。(2回目、65歳以上は入場無料!)
陸橋続きの金沢城「石川門」を撮影。
園内では、「噴水」と「ことじ灯籠」を撮影、散策。数か所のスポットを見落とし。
<金沢城石川門>
<360度画像:石川門~兼六園の陸橋> → こちら
<兼六園の噴水> 霞ヶ池との落差を利用している
<ことじ灯籠>
<小径>
園を出て、広坂交差点から百万石通りを香林坊へ歩く。12分ほど。
◇ランチ「Ryo」
香林坊に並行する「せせらぎ通り」で見つけた洋食店。
ハンバーグ定食(¥900)は、ボリュームたっぷりで美味。
朝食抜きで出かけて来るので、こういうランチはありがたく、また寄りたい。
◇長町武家屋敷跡「野村邸」
徒歩5分ほどで、長町の大野庄用水沿いの通りへ。
「野村邸」は他の場所からここに移築した千二百石の武家の屋敷。
敷地はかなり狭められているようだが、屋敷は広い。(訪日観光客が多い)
◇ホテル「東横イン兼六園・香林坊」にチェックイン
しばしの散策後、15時半ころ、香林坊通りのホテルにチェックイン。
旅装を解いて、ひと休み、つい仮眠。寝しなに両脚が激しくつる。
19時過ぎに木倉町へ。
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◇木倉町・居酒屋「いな穂」
この前、ゆっくりと料理と会話で楽しめた和食店を再訪。
つき出し、刺身盛合せ、カレイの焼き物、小イカと大根の煮つけ、冷奴、ご飯
生ビール中2、冷酒(甘口1、辛口2)をゆっくり。
夜も遅くなって、一人残ったお客さんとご主人と自分で、しばしの雑談。
当店は無粋な客はお断り。(料理を撮影だけして、箸をつけない客もいるという)
宣伝はいっさいせず、なじみの客を大切にするご主人の姿勢に敬服、感謝。
◇ホテルへ
23時前、ホテルに戻る。
写真の確認と明日の予定をおさらい。
歩き疲れで、寝しなにまた脚が激しくつる。
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◆金沢~高田 26日(木)晴れ
09:45 ホテルをチェックアウト。
◇大野庄用水・二の橋
ホテルから徒歩5分程で二の橋に到着。
この辺りは武家屋敷らしさが漂う。
高い土塀の向こうに高層ビルが見えるのもひとつの趣。
<大野庄用水・二の橋>
<360度画像;二の橋> → こちら
◇喫茶店「ラ・クローネ」
用水を少し遡って木倉町の通りに入ると、喫茶店がある。
ここは紅茶をリーフで淹れてくれる稀少なお店。
マスターが周辺の情報をいろいろと教えてくれるのもうれしい。
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◇高田ヘ
・11:56~12:58 北陸新幹線:金沢~上越妙高「はくたか562号」
・13:36~13:43 えちごトキめき鉄道:上越妙高~高田
金沢から1時間で上越妙高。
旧信越本線の第3セクターの鉄道に乗換えて、2駅目が高田。
この鉄道は、Suicaが使えない。
◇寿司店「富寿し」でランチ
駅近くのファミレスのようなスタイルの寿司店でランチ。
駐車場もあって、地元の伊客さんで繁盛しているようだ。
店の前も雁木通りとのことだが、シャッター商店街。
駅からタクシーで高田城へ。
◇高田城本丸「三重櫓」(15:00~15:30)
<橋>
<三重櫓>
<橋>
<360度画像:三重櫓> → こちら
高田城は、大坂冬の陣(1614年=慶長19年)の直前に4ヶ月の突貫工事で築城された。
そのため、天守閣も石垣も築かれなかった。
三重櫓は、明治初期に焼失した櫓を再現するため、1993年(平成5年)に建設された。
◇ ◇ ◇
初代藩主は、徳川家康の六男松平忠輝。
才気煥発な忠輝は将軍秀忠(次男)にうとまれ、家康の死後、25歳で改易された。
忠輝はその後、各地を流罪の身で転々とし、最後は諏訪の高島城で92歳で亡くなった。
異色の人物は、時代をはみだし、権力者からは嫌われ、社会から抹消されてしまう。
しかし、忠輝は92歳の人生をしなやかに生き抜いてみせた。
その生き方をもっと知りたいと思う。
◇ ◇ ◇
高田の旧城下町は、ゆっくりと歩いてみたい魅力を感じさせられる。
一泊して、昼は観光と老舗(丸久味噌、飴屋など)などを回る、
夜は、居酒屋やスナック(かなりの店数あり)で一杯で楽しむ。
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◇「丸久味噌」へ向かうも道を間違える
浮き麹の越後味噌を求めて、当地の「丸久味噌」店へ向かう。
ところが想定していたルートで、城を出る橋を間違えて道に迷い、時間がなくなってしまた。
城まで戻り、通りかかった二人連れの女子中学生(電車通学)に先導してもらい、高田駅へ。
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◇帰京
・17:17~17:24 えちごトキめき鉄道:高田~上越妙高
・17:57~20:00 北陸新幹線:上越妙高~東京「はくたか752号」
21:00 スーパーで買い物して、帰宅。
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