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お米は、いつもスーパーで、5キロ入り袋を買って食べいた
銘柄と好みが合っていたようで、おいしかった
それが昨年の秋に一変した
新発田の数軒の農家から、お米をいただいて食べた
どのお米もコシヒカリで、おいしかった
そして、「今まで食べていたのは何だった?」
新発田へ来ると、すぐそこの農家においしいお米があるのに
東京では、口に入らない
(100%新潟産コシヒカリもスーパーで買ってみたけど)
価格を安くといっても、これはおかしい
何よりも、米の味はこんなもの、と思われるのはよくないことだ
もちろん、誰だって、「高けりゃ米もおいしさ」と思ってる
おいしく安全な米は、作るのに手間もかかるし、収量も少ない
当然、割高になる
安くてうまい、などという宣伝文句は信用しない方がいい
相応の価格でおいしく安全な米を食べたい消費者は
インターネットのお米ショップにアクセスする
無農薬・有機栽培の100%コシヒカリを手軽に購入できる
しかし、しかしである
ほとんどのショップでは、画面上に簡単なキーワードが並べてあるだけ
「無農薬」、「有機栽培」、「100%」、etc.
いいキーワードの米は、値段もいい
ウソもホントも確認のしようがない
ま、インターネットの情報は、詳しくても当てにはならないのだけれど
味覚はかなりあいまいで、「おいしいはずだ」と思って食べればおいしい
「無農薬・有機栽培の100%コシヒカリで、値段も高い」からおいしい
それはそれで幸せなこと
ところで、いただいたお米を食べていて気が付いた
作った人の笑顔が思い浮かんできて、おいしさに加わってくる
よって、我が結論は「顔の見える人の作ったおいしいお米を食べるが一番」
どんな人が、どんなお米を、どうやって作っているのか
農薬につて、有機栽培について、環境保護について、消費者との交流について
農業政策について、農業経営について、インターネットについて
これからじっくりと、農家の方々に教えてもらおうと思う
また、大規模集約化が進められる中で
個性的な味わいのお米が生き残る方策も考えてみたい■