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2006年09月30日

稲刈りの作業(2)

◆隅刈り
コンバインが田んぼに入るには、ちょっとした準備が必要です。
どの田んぼにも、コンバインの出入口が一ヶ所付けられています。
農道から降りる土の坂道になっています。

稲は田んぼいっぱいに植えられているので、入り口を空けてやります。
それが『隅刈り』で、あらかじめ稲を刈っておくのです。
奥さんが鎌で手刈りします。(2006.09.20撮影)

なお、このとき刈った稲は、最後にコンバインに手で挿入して、「わら」束にします。
「わら」は、いろいろなものを縛るのに使ったりします。
「わら」が多く必要なときは、『隅刈り』の稲も多くなります。

◆コンバイン入る
いよいよコンバインが田んぼに入ります。
ちょっと緊張の一瞬。
そして、この田んぼの稲刈りが始まるのです。(2006.09.23撮影)


2006年09月28日

稲刈りの作業(1)

コンバインの力強いエンジン音とバックブザーのピーピー音が響きます。
稲がつぎつぎと刈り取られていきます。
快晴の青空、黄金の穂波、そして緑の桜並木。

西名柄のHさんの稲刈りが進みます。
コンバインを操縦するご主人と周囲でサポートする奥さん。
息の合った見事なコンビネーション作業。

コンバインは、稲を刈り取り、脱穀し、わらを裁断して田んぼに撒いていきます。
わらは、残った切株と共に貴重な有機肥料になるのです。
あとで籾殻(もみがら)も燻炭にされて、田んぼに撒かれます。理想の資源リサイクル。

脱穀された籾は、やがて軽トラックに移されます。
軽トラックは奥さんが運転して、近くのJAの集積所に籾を運びます。
そこからカントリーエレベータに運ばれ、乾燥・保管・出荷されるのです。

稲刈りは、コンバインの登場で格段に効率化しました。
しかし、機械力を補う人力があってはじめて、稲刈りの作業は完結するのです。
次回から、そうした作業を紹介していきます。

2006年09月09日

もうすぐ稲刈り

夏も終わり、いよいよ実りの秋
新発田の稲刈りは、20日頃から始まる
最高の農業イベントだ

今はコンバインで刈る
その様子をビデオに撮る
昨年の経験を生かして(実は反省)、よい記録を残したい

コンバインが電気バリカンのように稲を刈っていく
実はその場面に、すばらしいストーリーがありドラマがある
25日頃にはサイトで公開(速報版)予定、乞ご期待!