くるくる新発田:稲の播種作業
4月8日(日)午前、西名柄のHさん宅で稲の播種作業を見学。
うららかな春の陽気の庭先で、播種機のコンベア・ラインに沿った作業です。
和やかに見えても、ピンとした緊張感が張りつめています。
◆基本の手順は、つぎの通りです。
①トレーを1枚ずつ、コンベアに乗せる
②用土ホッパーで、トレーに用土が敷かれる
③種もみホッパーで、もみが蒔かれる
④覆土ホッパーで、覆土がかけられる
⑤渦巻き状の回転ブラシで表面を整える
⑥トレーをコンベアから取り上げる
⑦トレーを発芽用の棚に並べる
各ホッパーには、随時、土やもみを補給します。
家族で協力して、間断なく作業を進めます。
この日は、840枚のトレーに播種をしたそうです。
日をずらして、あと600枚のトレーに播種します。
計1440枚!!!
約6ヘクタール(町歩)分の苗になります。(要再確認)
3日ほどで芽が出ます。
それをビニールハウスに移して、育苗します。
田植えは、5月3日からの予定だそうです。
◆感想◆
機械化されたとはいえ、やはり大変な作業と思いました。
こちらでは、三代のご家族の心を合わせた共同作業です。
貴い光景を拝見させていただきました。
播種の前後の作業も、少々だけ見学しました。
そこからも、米作りの複雑さ、緻密さ、作業量の多さなどを実感しました。
ひたむきに励む農家の方々の姿に感動しました。
初めての播種見学で、オタオタのビデオ撮影。
来年は、もっときっちりと記録するつもりです。
ご家族の皆さん、本当にありがとうございました。
【ここで一首】
<三代の 家族をつなぐ コンベアー 春の庭先 播種作業進む>
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