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2007年05月29日

くるくる新発田:山の田んぼの田植え

5月22日(火)午前、西名柄の農家Hさんに誘われてドライブ。
二王子神社から、内の倉ダムを回りました。ダム湖も一周。
快晴で、山も湖も早苗の田園も爽やかでした。

二王子神社に登る途中で、山の田んぼの脇を通りました。
ちょうど、道路端で田植え機を準備中。
下山のときには、田植えが始めれれていました。

この貴重な出会いは見逃せないと思い、車を停めていただいき、
作業中の奥さん(?)と息子さん(?)に撮影のご了解をいただき、
ご主人(?)の運転する田植え機をビデオで追いました。

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こういう撮影は予想もしていなかったので、けっこうオタオタです。
それでも、何とか形にはなったかと思います。
撮影しながらも、いろいろと考えてしまいました。

農業の効率化政策が進められる中、このような山の田んぼはどうなるのか。
営々と田植えの作業をされているこの方々の思いはどうなのか。
そして無力な傍観者でしかない自分。

田んぼを守り続ける姿を記録させていただいて、感謝と敬意を表するのみです。
田植え機のエンジン音と、ずっと鳴き続ける蛙たちのバックコーラス。
あのときの山の蛙たちの鳴き声は、とてもとても優しく耳に残っています。■

2007年05月17日

くるくる新発田:田植え機の出入り

5月3日~5日に、田植え機が田んぼに出入りする様子を撮影。
陸(おか)へ上がった田植え機の意外な素足を見ることができました。
田んぼと農道にはかなりの段差があり、慎重な運転が必要です。

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出入りは、各田んぼの角に一箇所ずつ設けられたスロープを利用します。
入るときは、一瞬、緊張感が漂います。
固い農道から、泥の田んぼへ急なスロープを、ヨイショと下ります。

出るときは難しくなさそうですが、バランスをとるため、前部に人が乗ります。
細かな注意を払わなくてはなりません。
農道に上がった姿は、ずいぶんと足高です。

田植え機は、農道を自力で走って、次の田んぼへ向かいます。
水陸両用車のようです。
現代の農家の方は、各種農業車両の上級運転者でもあるのです。■

2007年05月16日

くるくる新発田:田んぼの子供達(ビデオ編)

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子供がこんな風に遊ぶ姿を見ると、もうことばがありません。
思いがけず田んぼに出現したこの光景にショックを受けました。
田植えの作業を追いながら、かろうじて、この短いビデオを撮影できました。■

2007年05月11日

くるくる新発田:田植えの作業

5月3日(木)午前、Hさんの田植えです。
新しい田植え機の出初め式ともなります。
青空の下、作業が始まりました。

ビデオ・ギャラリー<<<再生開始まで、少々時間がかかります>>>

軽トラックで運んできた苗を、農道の脇の水路の上に並べておきます。
これを、順次、田植え機にセットします。
肥料もセットします。肥料は苗の根元に埋め込まれていきます。

田植え機が出発した後、田んぼの土をならしたり、苗箱を水路で洗ったりする作業があります。
軽トラックでビニールハウスの苗を取りに行きます。奥さんの担当です。
3、4人の人手を要する作業です。

新しい田植え機は、8条植え(昨年までは6条)で、走行速度もかなり上がりました。
これから数日間、田植えが続きます。(もう終わっている頃かもしれません)
天気が続いてくれればよいと思います。■

2007年05月10日

くるくる新発田:田んぼの子供達

5月3日(木)、午前のハプニング。
Hさんのお孫さん達が、田んぼで虫や魚を採るといって、
網を持ったり、ゴム長をはいて、みんなで繰り出したのです。

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田植えが始まる中、子供達は夢中で、小さな水路を探っています。
まだ水も冷たく、獲物はゲンゴロウやタニシの子供。
歓声をあげたり、すべって足をずぶ濡れにしたり、仲良く大騒ぎ。

田植えの作業の撮影の合間に子供達の姿を追っていましたが、気がつくと、
彼らはずっと向こうの田んぼのあぜ道で遊んでいます。
その様子があまりにも気ままで楽しそうで、つい見とれてしまいました。

やっと、カメラの望遠で何枚かのショットを撮影できました。
思いがけない光景と、すばやい子供の動きに、ただシャッターを切っただけでした。
田んぼで遊ぶ子供達の雰囲気だけでも味わっていただければと思います。

 ◇ ◇ ◇

こんな光景は、新発田へ来るようになって見たことがありません。
自分の子供時代は、田んぼはとても楽しい遊び場でした。
いつも子供達の声が響いていたものです。

農薬が大量に使われ、生物が田んぼから消えました。
危険なため、子供は田んぼに近付かないようになりました。
機械化が進み、一家総出の田んぼの作業もなくなりました。

ここ数年、農薬が減らされて、田んぼの生物も戻ってきています。
赤トンボ、蛍、どじょうやタニシ、ゲンゴロウなどが増えています。
楽しく遊べる自然が回復しているように思います。

それでも、田んぼで遊ぶ子供達を眼にすることは、奇跡に近いのです。
絶滅をまぬがれた貴重な光景を見せていただいたのです。
Hさんの三代家族のすばらしさに、またも感動いたしました。

【ここで一首】
   <風に乗る 子供らの声 五月晴れ 田植え機の音 水のせせらぎ>■

2007年05月09日

くるくる新発田:苗の搬出

5月3日(木)午前、Hさん宅の田植えが始まります。
ビニールハウスで順調に育った稲の苗。
田んぼに運ぶため、つぎつぎと軽トラックに積み込まれます。

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奥さんからご主人に苗箱が渡されます。
息子さんからご主人に苗箱が渡されます。
この作業は、約1500箱分繰り返されます。

この忙しい場面に、奥さんの愛ネコが登場。
ネコの手も借りたいところですが、どうも頼りになりそうにありません。
カメラを構える自分も、このネコ様と変わらないのが気恥ずかしい限りです。■

2007年05月07日

くるくる新発田:2007年田植え

5月3日(木)午前、晴れ、西名柄Hさんの田植えです。
Hさんは、今年新しい田植え機に変えました。
今日は、その本番ということになります。

運転操作にとまどいながらも、徐々に調子が上がり始めます。
ところが、なんと田植え機が故障。。
販売店のサービス・エンジニアが駆け付け、しばし点検。

結局、部品の取り付けミスと判明し、修理して、ようやく田植え再開。
さすが新機種、運転にも慣れてきて、早い早い。
泥の田んぼを快調に走って、田植えが進みます。

ビデオ・ギャラリー<<<再生開始まで、少々時間がかかります>>>

この日は、お孫さん達もあぜ道で遊ぶなど、Hさんの三代家族がいっしょ。
すばらしい田植えの風景を拝見することができました。
このあと、ビデオと写真で紹介していきます。■