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お米2007 ~ 食後の感想4

◆食品偽装
最近の食品偽装の問題はひどいものだ。
消費者に分からなければよい、という利益至上主義。
見かけやイメージ、巧みな説明文などに簡単にだまされる消費者。

食品偽装は現在の日本社会の深刻な病いである。
もちろん『米』についても多種多様な偽装がある。
手段は『米のブレンド』が主である。

産地の違う米をブレンド、古米・古々米をブレンド、上質米に下等米をブレンド。
ブレンドを見抜くことは、ほとんど不可能だ。
消費者は何を信じて米を選べばよいのか。

◆顔の見える米
トレーサビリティは、食品の生産履歴の情報を開示するもの。
当HPでは、独自の米のトレーサビリティを実現したいと考えている。
米作り農家の顔が見えれは、安心感や信頼感を持って米を食べることができる。

実際、ハサ掛け米や自家用米は、食べながら生産者の顔が思い浮かんでくる。
笑顔であり、真剣な眼差しであり、黙々と作業する後姿である。
田植え、風にそよぐ稲、稲刈り、ハサ掛けの風景である。

農家の人達も、消費者の顔を見たいと思っている。
自分の米を気に入ってくれたか、直接聞けたら、どれほどうれしいことか。
ほめてもらえば、米作りにいっそう励みがつくのである。