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お米2007 ~ 食後の感想

ここのところ1ヶ月ほどで、4種類のお米を食べてみた。
それぞれの味の特徴を掴むのは、かなりの作業であった。
最低で2カップ(2合)を炊くが、炊飯器は1台だし、食べ切るのに1人で2日かかる。

水加減も微妙だし、自家用米は水分が多いため浸け置き時間を試行錯誤した。
それぞれを味わいながら、相互の違いも判断するため、4種類を炊いては比べていった。
4種類を3回位ずつ炊いて2日で食べ終えると、4×3×2=24日かかることになる。

その間に、京都・大阪に行ったりしので、結局約1ヶ月である。
すでに、個別のコメント文を4回報告した。
これから、それらを個人的独断と好みで総括していきたい。

 ◇ ◇ ◇

◆4種のお米を食べてみた
①ハサ掛け米(新発田市)
②魚沼産コシヒカリ
③農家の自家用米(新発田市)
④特別栽培米(新潟市)

◆一応の総括
まず、それぞれには違いがある。(当り前といえば当り前)
しかし、どれもコシヒカリであり、食べた感じが違うというところ。(頼りない!)
4種とも、甘味があり、通常の販売価格のコシヒカリより明らかにうまい。

ハサ掛け米は、香りがあって、ぷちぷちで粘りがある。味は最高。
魚沼産は、ぷちぷちで粘りがある。味は十分良い。
自家用米は、有機肥料のためか優しい味で、柔らかなぷちぷち感はもちもち感に通じる。

特別栽培米は、前3者にやや及ばないが、味は合格点。
ハサ掛け米は山の清水で、魚沼産と自家用米は川の中上流で作られる。
今回の特別栽培米は下流の産なので、『水』が差の要因かもしれない。(続く)