田植えの風景 ~ 2008(写真編)
◆田植えの風景
今年は、写真では「風景」を撮ることにした。
作業の様子などはビデオに収めた。(これから編集)
実は、作業も写真で撮ればよかったとやや反省している。
◆田植え機にお孫さんが乗る
幸運なハプニングは、お孫さんが田植え機に乗ったこと。
その様子を撮影できたことには、ただ感激するのみであった。
そもそも田んぼで子供の姿を見かけることさえないのだから。
◆家族で協力
Hさん宅でも田植えでは息子さん夫婦が手伝う。
それに引かれて子供たちも田んぼへ出る。
田んぼが自宅の裏手という地の利もある。
昔は一家総出で田植えや稲刈りなどをしていた。
今は機械化されて、田植えだけが家族作業として残った。
しかし、他の農家では子供が田んぼに出ることはない。
Hさんは苗も自前で種もみから育てる。
その播種作業も家族で協力し、子供たちも土入れを手伝う。
昨年は、いっしょに働く様子を写真とビデオに撮らせていただいた。
◆すてきな家族
コイノボリもあげている。
奥さんは、たとえば笹だんごを作る。
元から「すてきな家族」なのである。
だから、子供たち(お孫さん)が田んぼに出る。
そして、せがんで田植え機に乗せてもらう。(昨年はなかった)
こんな体験をできる幸せな子供はどれだけいるだろうか。
カメラとビデオを構えて、2時間以上も周りをウロチョロする。
それを全員が空気のように気にもせずにふるまって下さる。
おかげで、米作りの貴重な写真とビデオを存分に撮らせていただいている。
Hさんの「すてきな家族」に巡り会えたことに深く深く感謝したい。
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