米仙人の手植え2009(上)
◆手植えを撮影する機会に巡りあう
昨年、田植え機が故障して、米仙人は手植えで田植えをした。(後日伺った)
今年はどうか、確認のため、5/2夕刻に親戚の車で仙人宅を訪れた。
仙人はちょうど「代(しろ)かき」を終えて、あぜを整え中。
田んぼには水が張られ、田植えを待っている。
夕暮れの薄闇に、あぜが鏡のようにピカピカに輝いている。
そこに佇む仙人の飄々とした姿。
◇ ◇ ◇
期待と不安で、伺ったところ、
「今年も手植えをする」とのこと。
予定日は、5/6-9の間の2日間。
まさに、天から恵まれた機会。初めて手植えを拝見できる!
滞在を延ばして、撮影させていただくことにした。
良いことは重なるもので‥‥
◆親戚の奥さんが手伝うことに
かつての手植えの早乙女であった親戚の奥さんが、手伝いに行くことになった。
奥さんは、仙人の娘さんと同郷の幼馴染という奇縁がある。
実は、仙人のハサ掛けを偶然見つけてくれたのは、奥さんの実家の兄上であった。
手植えには、特別な長靴(ヒル予防用)と腰に着ける苗籠が必要である。
長靴は近所の農家にあったものを借用、苗籠は親戚の納屋に残されていた。
手伝いの準備も整った。■