田植え2010(1)~ 新発田
◆4月の天候不順で田植えに遅れ
5/3(月)~ 6(木)に、新発田へ田植えを撮影に出かけた。
今年の田植えは、全体として一週間ほど遅れている。
4月の低温が響き、苗の生育が思わしくない。
ゴールデン・ウィークに入ってようやく好天気が続いている。
まだ水を張っていない田んぼも目立って、これから代かきだ。
ただ、Hさん宅では例年通り、5/2-5 に作業していた。
◆田植えの作業風景
毎年、決まった作業が淡々と続く。
Hさんの田植えは、重い苗箱を約1,500個も運搬、積込みをする重労働。
ご主人夫婦とその息子さん夫婦の4人でチームを組む。
ご主人が田植機を運転し、息子さんが苗の積込む。時々重い肥料も積込む。
奥さん達は、あぜを鍬(くわ)で整えたり、空いた苗箱を側溝で洗う。
ご主人の奥さんはビニールハウスから軽トラックで苗箱を運ぶ。
田植機が方向転換するとき、わだちの跡がつく。
それを鋤(すき)でならすのは、奥さん達と息子さん。
他にもいろいろな作業があり、見事なチームワークでこなしていく。
マニュアルなど無いし、監督もいないし、勤務評価も無く、粛々と作業する。
経済・経営的には、小規模な労働集約作業で、生産性は低いかもしれない。
しかし、ここに日本人のすばらしい資質の原点が見えるのは確かである。
◆米仙人の田植えは遅くなる
米仙人は今年も手植えの田植えをすることになった。
予定は、15&16日の土日、親戚の奥さんがまた手伝うことになった。
もちろん、写真とビデオの撮影に伺うつもりである。
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