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2011年10月24日

米仙人のハサ掛け2011~第三編

◆稲刈りとハサ掛けのビデオ
稲を刈って、それをハサに掛けるのが順序である。
現場に到着した時、ハサ掛けの作業中であった。
そこで、写真もビデオも、ハサ掛け→稲刈りの順となった。

ビデオは、主な場面はほとんど撮れていた。
ただ、刈られた稲束を集めて一輪車に乗せる作業が抜けていた。
補助的な作業だが、けっこうな労働である。

ハサ掛けは、稲束を渡す人と掛ける人の共同作業である。
昔は、高いハサの上段には、下から投げ上げて渡した。
そこには、息の合った緻密な連繋プレーがあった。

稲刈りは、仙人がバインダを運転して行う。
昔は、鎌を使って手で刈った。
人手があれば、手で刈るのもいいかもしれない。

バインダは、二条(列)の数株を刈ってビニール紐で縛って放り出す。
手で刈ってもバインダで刈っても、効率が違うだけだ。
でも、エンジン音が少々うるさいのと、やはり人間臭ささには欠ける。

仙人は、田んぼ一枚を一気に刈り上げる。
途中で一息入れるなどしない。
恐るべきスタミナと集中力である。

 ◇ ◇ ◇

ビデオは「ハサ掛け」と「稲刈り」にそれぞれまとめて編集した。

稲刈り

ハサ掛け

2011年10月21日

米仙人のハサ掛け2011~第二編

◆稲刈りとハサ掛けのアルバム
仙人(89歳)が作業に集中する姿には、すごい迫力がある。
神経をとぎすませ、スキがなく、ムダもない。
そんな仙人の一瞬をカメラに収めることを心がけた。

また、ハサのある風景をしっかり記録することにも気を配った。
作業にいそしむ人達を包むのどかな田園の風景。
失ってはならない日本の原風景を実感しながらシャッターを切る。

 ◇ ◇ ◇

12枚の写真でアルバムをまとめた。→アルバム
全体が黄金色に染まっている。
紅一点の赤トンボを撮り忘れた。残念、来年こそは。

2011年10月09日

米仙人のハサ掛け2011~第一編

◆9/28(水)に稲刈りでした
仙人の稲刈りは、予定を1日遅れて、28日となった。
前々日の26日の夜に新発田入りして待機していた。
当日の午後、ほぼ快晴、親戚の車で現地へ。

◆稲刈りとハサ掛け
仙人と娘さんが、もう3分の1程、作業を進めていた。
撮影にはちょうど良いタイミング。
挨拶を交わして、早速、ビデオを構える。

親戚が仙人のハサ掛けを手伝うところから始まった。
天気良し、作業良し、虫の音良し。
この趣きのあるムービーを紹介させていただく。 →ビデオ

 ◇ ◇ ◇

仙人(89歳)の身のこなし、手さばきがすばらしい。
稲束を手際よく渡す親戚、ワラの擦れる音、軽い会話、娘さんんの声も。
そして、にぎやかな虫の音(コオロギ?)のバックコーラス。