米仙人のハサ掛け2011~第三編
◆稲刈りとハサ掛けのビデオ
稲を刈って、それをハサに掛けるのが順序である。
現場に到着した時、ハサ掛けの作業中であった。
そこで、写真もビデオも、ハサ掛け→稲刈りの順となった。
ビデオは、主な場面はほとんど撮れていた。
ただ、刈られた稲束を集めて一輪車に乗せる作業が抜けていた。
補助的な作業だが、けっこうな労働である。
ハサ掛けは、稲束を渡す人と掛ける人の共同作業である。
昔は、高いハサの上段には、下から投げ上げて渡した。
そこには、息の合った緻密な連繋プレーがあった。
稲刈りは、仙人がバインダを運転して行う。
昔は、鎌を使って手で刈った。
人手があれば、手で刈るのもいいかもしれない。
バインダは、二条(列)の数株を刈ってビニール紐で縛って放り出す。
手で刈ってもバインダで刈っても、効率が違うだけだ。
でも、エンジン音が少々うるさいのと、やはり人間臭ささには欠ける。
仙人は、田んぼ一枚を一気に刈り上げる。
途中で一息入れるなどしない。
恐るべきスタミナと集中力である。
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ビデオは「ハサ掛け」と「稲刈り」にそれぞれまとめて編集した。
→稲刈り
→ハサ掛け
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