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函館:本物の「し・しゃ・も」

◆北海道ししゃも
「ししゃもは、大きいオスの方が脂が乗ってておいしいよ」
「でも大き過ぎると、骨が硬くて食べにくい」
「メスは小さいし、卵がおいしいだけだね」 と朝市のおじさん。

◆ししゃも観の転回
『輸入物の大ぶりな子持ちししゃもが旨い』と思ってた。
『国内物のオスのししゃもが旨い』ということになる。
天動説が地動説に変った。

◆「北海道のオスししゃも」は旨い
オスは約15cm位、輸入物のメスよりかなり小さい。
メスは約10cn位、大きめの煮干サイズ。
「輸入物の子持ちししゃもは、ししゃもじゃない」 とおじさん。

お勧めのオスのパックを買った。(10尾×3で2000円)
帰宅して、網に載せて焼いた。
香ばしくて、脂も適度にジュウジュウ、ジュウジュウ。

柔らかくて、とても素直な優しい味だ。
この味の優しさは無農薬野菜と同じだと感じた。
旨い。 これが本物の「し・しゃ・も」 と納得。

【ここで一首】
  <輸入物 子持ちししゃもは ししゃもにあらず 道産子オスの ししゃもにしかず>