曲げわっぱ:おひつ
◆曲げわっぱ
曲げわっぱは、樹齢二百年ほどの杉の板を曲げて作る。
秋田県大館市の伝統工芸品である。
「栗久」は市中心部近くの曲げわっぱの製造・販売の会社。
以前、日経新聞の紹介記事で見て、HPでチェックしていた。
3月初めに函館に行くことになり、帰途、大館に寄ってみることにした。
「栗久」のシップで直接、曲げわっぱのいろいろに触れてみたかったからである。
◆いろいろ
シップは、すばらしいショウルームである。
多彩な曲げわっぱの製品が店内いっぱいに並べられている。
せいろ、おひつ、弁当箱、盆、皿、徳利セット、などなど。
◆おひつ
おいしい米をおいしく食べるには、お・ひ・つ。
ということで、まずは「2合用おひつ」を購入させていただく。
直接触れたおひつとは離れ難く、持ち帰ることにした。
写真に付けたコメントは、「栗久」の奥さんのご説明の受け売り。
ご主人(当日ご不在)の作品に誇りを持っておられるのが、強く感じられた。
ご説明と工場見学で、曲げわっぱが少し分かったような気がしている。
(おひつの使用体験については、試行錯誤が一段落したので、そろそろ報告できそうです)
◆余談
大館市は、あの「忠犬ハチ公」の生まれ故郷であることを後で知った。
その縁で、東京・渋谷区と大館市は、食育で協力関係にあるとか。
「忠犬ハチ公」については、別の機会に紹介したいと思う。
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