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おひつ:使用体験 ~ 60時間でもOK

◆長時間保存OK
ご飯をおひつに移してから、56時間位。
ハサ掛け米がだいぶパラパラになっていた。
お皿で軽くほぐして、電子レンジで暖める。

炊き立てには及ばないが、しっかりと本来の風味を再現している。
ご飯全体が均一で、しっとりとして、香りもいい。
木の香りの方はもうほとんどしないけれども。

レンジのかけ方を少し工夫する余地はある。
それでも、60時間保証は間違いない。
朝炊いたご飯が翌々日の夕食までOKということだ。

◆優れた保湿性
曲げわっぱのおひつはスグレモノだ。
ハイテク炊飯器が四苦八苦している保湿性で圧倒的に強い。。
ハイテク炊飯器はようやく40時間に手が届いたに過ぎない。

各社各様の製品を競っているのは、決め手に欠けるということだ。
大企業が開発費・人材・原材料・生産設備などを相当に投入している。
大企業にはもっと他にやるべきことがあると思うが、如何?

◆環境/地域社会の伝統型ハイテク
曲げわっぱ・おひつは、杉材と伝統の技と機能設計の結合した「伝統型ハイテク」製品だ。
ふつうのおひつでも、けっこうな保湿機能を持っているであろう。
環境/地域重視の社会では、「大企業型ハイテク」過剰製品は見直す必要があると実感する。