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新発田:山菜の手料理お膳

◆田植えの季節は山菜が旬
5月初め、新発田へ田植えの撮影に行った。
ちょうどその頃は、周辺の山々で山菜が芽を伸ばしている。
土地の人にとっては、ワクワクの季節。

◆山菜採りの達人
親戚の奥さんは、山菜採りの達人だ。
いろいろな山菜の採れる場所(秘密)を知っている。
5月3日の早朝、出かけて大収穫。

◆手料理お膳
その山菜料理の夕食に招待され(押しかけ)た。
幼なじみのご主人とビールを飲みながら、雑談。
奥さんの朝採り手作りのおもてなし。

まずは、おひたし。
うるい、もみじがさ、こしあぶらの三点盛り。
ほのかな香りと苦味。柔らかい。

こごみのくるみあえ。
定番の山菜料理。
ビールに良く合う。

山あざみの味噌汁。
たけのこご飯。
山菜採りの苦労や自慢話も、楽しい話の種。

ご飯のお代わりをしようとした。
「これはいかがでしょう?」と奥さん。
「初めて作ってみたけど、とてもおいしいと思う」

こしあぶらの混ぜご飯。
軽く味付けしたこしあぶらを、ご飯にのせて箸でかき混ぜる。
これがあっさり味ですごくおいしい。お米もおいしい。和の極みだ。お代わり。

◆料理の達人
この奥さんの料理の腕には定評がある。
そしていつも新しい味に挑戦している。
こしあぶらの混ぜご飯もその成果のひとつ。

◆山菜を楽しむ
残雪の山で芽吹いた山菜は自然そのものの味。
それを言葉で言い尽くすのは難しい。
現地で食べてみるしかない。

山菜の名前だけはようやく覚えた。
料理前の現物もかなり分かってきた。
味や料理法についてはまだまだである。

 ◇ ◇ ◇

開け放った窓からは、涼しい風。
蛙の大合唱。
幼なじみの田舎はいいなぁ。