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きんつば:神楽坂「きんときや」

◆「きんときや」
9月13日(土)、神楽坂で『きんつば』を買った。
「きんときや」は、JR飯田橋から神楽坂へ入って直ぐの左側にある。
神楽小路の入り口の角。

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ここは、『きんつば』などの焼き菓子がメインのお店。
初めてなので、まずは看板商品の『きんつば』を買う。
ただし、栗入りは売切れで、芋の『きんつば』。

◆『きんつば』とは
もとは江戸中期の京都で、上新粉(米粉)の生地で餡を包んで焼いたもの。
日本刀の鍔の形で丸かったのと色から「ぎんつば(銀鍔)」と呼ばれた。
それが江戸に伝わって材料が小麦粉に代わり、名前も『きんつば』に変わった。

四角の『きんつば』は明治時代に作られるようになった。
餡を寒天で四角く固めたものに、小麦粉の生地を付けながら、一面ずつ六面を焼く。
「きんときや」の『きんつば』はこの形であるが、回りの生地がごく薄いのが特徴のようだ。

『きんつば』は『今川焼』と混同されることがある。
『きんつば』を『今川焼』という、あるいは『今川焼』を『きんつば』という。
自分でも『きんつば』を『今川焼』のスタイルでイメージしていた。

『今川焼』は、たい焼きのように餡を生地で挟んで型に入れて焼く。
型を使うところが大きく違う。
今回の『きんつば』で、Wikipediaを参照して分かった。

◆「きんときや」の『きんつば』
4cm角で厚さ2cmの大きさで、手ごたえのある重さ。
芋の風味がほの甘く、自然の味である。
今度はぜひ栗の『きんつば』を食べてみたい。

『きんつば』は一個 160円。
他に、いろいろ取り合わせて買ってみた。
きんとき餅(130円)、きんときポテト(160円)、どら焼き(150円)、くず餅(250円)。