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2008年10月31日

ばらちらし:神楽坂 「二葉」

◆『ばらちらし』ランチ
飯田橋側から神楽坂を上って、緩やかになった辺りの細い横丁。
「二葉」寿司は、ビルの間の横丁(路地)にある。
老舗の寿司店で、『ばらちらし』は看板メニュー。

ランチタイムがあることを確認して、いそいそと出かけた。(10/29)
ランチは『ばらちらし』オンリーワンで、1,500円。
奥のレジで食券を買って、空いていたカウンターに座った。

ほどなく『ばらちらし』の丼とワカメの味噌椀が出てきた
『ばらちらし』は、寿司飯の上に味付けした具を刻んで敷き詰めてある。
えぃと箸を入れて、ひと口食べる。美味! あとは止まらない。

マグロもイカもエビもイクラも。
豊富な具の味がつぎつぎと展開する
あっという間にごちそうさま。

◆夜のの『ばらちらし』が食べたい
今回はランチだったが、ぜひ夜の部で味わいたい。
丼ではなく寿司桶になる。2,500円。
冷酒の杯を傾けながら『ばらちらし』をゆるゆると楽しむことにしよう。

◆「ばら」と「ちらし」の物語
ばら寿司とちらし寿司はどこが違うか?
食べ物の呼び名は、地方・地域によっていろいろだ。
ネットで調べて、かなりばっさりと集約してみた。

「ばら寿司」とは、味付けした具材を刻んで、寿司飯に混ぜ込んだもの。
味付けと刻みと混ぜ込みがキーワード。
刺身を刻んで混ぜることはなさそうだ。

「ちらし寿司」は、にぎり寿司の種(生が多い)を、寿司飯の上に並べたもの。
味付けなしと刻みなしと載せるがキーワード
具の刺身に醤油とわさびをつけて食べる。

「ばら」は関西風で、「ちらし」は江戸前風か。
「二葉」の『ばらちらし』は、「ばら」と「ちらし」を足して2で割ったようなもの。
種類も味も多彩な具材の盛り付けは、まさに『ばらちらし』である。

2008年10月21日

まーぼー定食:神楽坂「芝蘭」

◆四川料理の「芝蘭」
神楽坂のかくれんぼ横丁と隣り合せにある新しいビル。
石畳と黒塀の粋な一角になっている。
「芝蘭(チーラン)」はその2階の四川料理のお店。

◆ランチ『まーぼー定食』
ランチ・サービスがあり、5種類ほどのメニュー。
どれもお手ごろ価格で、一番高い『まーぼー定食』で 1,000円!
これは食べてみなくては。

14時前で、席はほどよく空いていた。
若い女性の2人連れが3組、年配の夫婦が2組、カップルが1組など。
日本語がややたどたどしいウェイターに注文、ウェートレスも同じく。

『まーぼー定食』の四川味噌味のまーぼー豆腐はさすがにおいしい。
ほどよい辛味で、豆腐も薄味のとろみによく合っている。量もまずまず。
ザーサイとスープが付いて、デザートは杏仁豆腐と果物。

ライスはお代わり自由であった。
ただし、れがまるでおいしくないので、お代わりは辞退。
炒飯ならきっとおいしいのだろうなあ、と思ったりした。

2008年10月20日

珈琲豆2:神楽坂「緑の豆」

◆店内紹介
10月17日(金)、神楽坂探訪の帰途「緑の豆」に立ち寄った。
店内の写真を撮らせてもらうためである。
豆は、15日にまとめて買ったばかり。

早めの夕方だったので、お客さんの切れ目ができた。(シメシメ!)
マスターにお願いして、写真を3枚撮らせてもらった。
そこへ次のお客さん、かろうじてセーフ。

焙煎機 テーブル席 豆のキープ

◆焙煎機(左)
お店の奥に、どでんと構える焙煎機。
マスターが操作パネルでピッピッピッと条件設定してスタート。
電気で熱風を吹き付け、ゆっくり動く金網の上で豆が焙煎される。

ブザーが鳴るとできあがり。
すぐにグラインダーで挽いて、真空パック。
香りと鮮度が封じ込められる。

◆テーブル席(中央)
2人用のテーブルが二つ。
焙煎を待つときに座る。
マスターの手が空いていれば、珈琲も注文できる。

混んでいるときは満席で、思い思いの様子で待っている。
声を交わすことはなくても、こお店の珈琲豆を愛する同志だ。
同じ豆を注文したりすると、「おぬしもか」と思ったりする。

◆豆のキープ・ボックス(右)
ここでは、珈琲豆(焙煎前の緑色の豆)をキープするサービスがある。
稀少な豆や自分専用のブレンドを袋に入れて、ボックスに預ける。
必要なときに焙煎してもらうのである。

 ◇ ◇ ◇

写真撮影だけで失礼させていただいた。

2008年10月19日

ハチミツ2:神楽坂「ピービーズ」

◆2種類目のハチミツ
17日(金)、再び「ピービーズ」を訪れた。
別の味の2種類目のハチミツをゲットするためだ。
お店の写真も。

◆いろいろハチミツ
並んだサンプルから数種類を選んでもらって、味わう。
スパイシーな味のがある。
樹液のハチミツなんてのもある。

◆『Organic Manuka』
この前も嘗めた覚えがあるが、Manukaを選んだ。
やや酸味が感じられるが、とても甘い。
香りもいい。(250g 1,800円)

Manukaという花の蜜で、世界的に人気の高い商品だそうだ。
マオリ族は昔から愛用しているという。
抗菌性が高く、高級品はちょっと手が出ないお値段だ。

◆ハチミツ生活
『Mixed Berry』と『Organic Manuka』がそろった。
大さじでたっぷりと口に入れ、存分に味わうハチミツ生活が始まった。
極楽、極楽。

そんな気分で、お店でもらった「生はちみつ物語」を読んでいたら、
<一匹のミツハチが一生かかって集めるハチミツは小さじに一杯ほど>
という文章が目にとまった。

ハッとして、即、ハチミツは小さじで一杯をゆっくり味わうことにした。
ミツバチへの感謝と畏敬の念を込めて、己の傲慢さを反省する糧にして。
今は、ハチミツがいっそう味わい深く、体にしみとおるように感じている。

2008年10月18日

ワイン・バー:神楽坂「Le Train Bleu 岩戸町」

◆気軽にグラスワイン
大久保通り沿いにあるワインバーで、神楽坂通りからホンのひと足。
「ル・トランブルー」は、グラスワインを気軽に楽しめる、気さくな小空間。
カウンター席とテーブル席がある。

グラスも料理も価格はリーズナブル。
若いマスターに相談してワインを選ぶのも楽しい。
今宵はまだ客一人だったので、種々のワインの話も聞かせてもらった。

◆ボルドーの赤ワイン
シャトー ティボー・デュカス(ボルドー・グラーブ メルロー・カベルネ)
マスターにメモに書いてもらったのを丸写し。
説明してもらったが、すぐに忘れた。

味も覚えてないし、情けない。
ま、好みのワインを見つける旅の始まりということか。
ここ「トランブルー」に通うことになるかもしれない。

◆料理
お腹が空いていたので、パスタを注文。
辛さは苦手なのにぺペロンチーノ。
これがホントに辛くって、のどがヒリヒリ、ワインをもうワン・グラス。

◆お会計
ワイン×2(1,480円)+ペペロンチーノ(780円)+生ハム(480円)
合計 2,840円。
ごちそうさま。

(フランス語には、「いただきます」も「ごちそうさま」も表現がないそうです!!!)

2008年10月17日

ハチミツ:神楽坂「ピービーズ」

◆ハチミツのお店
神楽坂通りと交差する大久保通りを西へ約5分。
ようやくハチミツの「ピービーズ」を見つけた。
地下鉄大江戸線の牛込神楽坂駅の出入口にはほど近い。

◆ハチミツ、蜂蜜、はちみつ
ここはニュージーランド産のハチミツの専門店。
ニュージーランドは、厳しい規格でハチミツを生産しているそうだ。
天然・純粋・完熟のハチミツを味わって欲しい、というのがお店のモットー。

お店には、20種類ほどのサンプルが用意されていて、試食(?)できる。
数種類を耳かきのようなスティックにからめて、味わう。
さすがに自然な味で、香りがあって、甘い。

どれがいいのか分かるはずもない。
そこで最初に印象的な味を感じた『Mixrd Berry』を選ぶ。
名前が単純なのも決め手だ。

◆『Mixrd Berry』の味
これは、文字通り各種ベリーの花の蜜をミックスしたもの。
ただし、人工的に混ぜたのではない。
ミツバチ達がいろんなベリーの花から、ひとつの巣に運んだ。

ストロベリー、ブラックベリー、ラズベリー、ローガンベリーなどなど。
ミツバチが作ってくれたカクテルだ。
こんなハチミツを味わえるとはうれしい。

 ◇ ◇ ◇

帰宅して落ち着いてから、ヨーグルトに混ぜて食べてみた。
実は、これは失敗。
『Mixrd Berry』の味がぼやけてしまった。

そこで、小さじですくって嘗めてみた。
これはいい、さらに大さじですくって嘗めた。
う~む、まさにハチミツ三昧、ハチミツ天国。

舌に残る甘味と鼻腔に抜ける香り。
今までのハチミツは何だったのか、と思い知らされた。
しばらくはストレート味を堪能させていただくことにしよう。

2008年10月13日

ブリー・ド・モー:神楽坂「アルパージュ」

◆チーズのお店
地下鉄の神楽坂駅から坂を下って、左への横丁を入ってT字路。
その右角にチーズ専門店「Alpage」(アルパ^ジュ)がある。
こじんまりとした地味な店構え。

◆自信がないので、おすすめを買う
チーズはよく分からないので、お店の人に聞くことにする。
ふと見ると店頭に掲示がある。
<本日のおすすめ ブリー・ド・モー 白かびのチーズ>

店内のショーケースは、当然チーズだらけ。
ここから選ぶなど不可能だから、まずはブリー・ド・モーを教えてもらう。
ちょうど手ごろな大きさと値段のピースがある。

女性の店員が説明してくれたが、基礎がないから左の耳から右の耳へ。
ともあれ白かびの牛乳素材のチーズだから無難と考えた。
ブリー・ド・モーから始めようと、注文した。153gで1,220円。

◆ブリー・ド・モーの味
コクのあるとろみと熟成味、白かびのしっかりした風味。
カマンベールを上品にしたような感じである。
それなりの赤ワインと組合せてみたくなった。(ワインもダメだが)

◆ブリー・ド・モーの豆知識(Wilipediaから)
ブリー(Brie)とは白かびチーズの一種。
フランスのモー(Meaux)村産が特に有名。
モーのブリー = ブリー・ド・モー = Brie de Meaux。

フランス革命の時、パリを逃れたルイ十六世が捕らえられ、監禁された。
食べたいものを聞かれた王は、「Brie de Meaux」を所望したという。
それほどのチーズ、ということか。

(店の写真は、前の家が引越し作業中だったため、次の機会に)

2008年10月12日

喫茶店:神楽坂「Café Patio」

◆粋な喫茶店
Cafe Patioは、本多横丁に平行する路地にある。
神楽坂でもっとも人気のある粋なママさんの粋な喫茶店だ。
欧風な背の高い木の椅子とテーブルが20席。

花があって、観葉植物があって、ネコの置物がある。
壁際の水槽で亀が泳いでいて、音楽はごく控えめ。
こじんまりとしていて、ゆったりとしている。

◆お客はおしゃべり
そんな雰囲気のせいか、他のお客は皆二人連れでおしゃべりに夢中。
ここに来るとおしゃべりになるのか、おしゃべりをしたくてここに来るのか。
とにかく、おしゃべりを楽しんでいる。

◆ウィンナ珈琲
おしゃべりの飛び交う中、一人ぼっちでウィンナ珈琲をリクエスト。
ちょっと混んでいたので、しばらくお待ち。
散策メモを書いたりした。

カップに並々のウィンナ珈琲が出てきた。
浮かんだ生クリームは冷たいが、珈琲は熱いので気をつける。
とてもいい味の生クリームで、これまでで最高のウィンナ珈琲であった。

2008年10月10日

きんつば2:神楽坂「きんときや」

◆「きんときや」
また、神楽坂の「きんときや」へ立ち寄った。
この前、売切れの『栗入りきんつば』(160円)が食べてみたかった。
あわせて、きんときポテト(160円)、紫ポテト(160円)、きんとき餅(130円)も。

◆味わう
栗入りきんつば、どこか懐かしい味がする。
芋は芋なりに、栗は栗なりに、小豆と味のコラボレーション。
きんとき餅は、小豆のつぶしあんを餅粉でくるんで焼いたお菓子。

きんときポテトと紫ポテトは、「黄味しぐれ」のようなホクホク味。
サツマイモと白インゲンと卵・牛乳などが材料。
包みを開くとサツマイモの香り。ホックリと実においしい!