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『千歳』と『桃山』~新発田「宮沢屋」

◆『千歳』にハマる(写真・左)
練り餡を求肥(ぎゅうひ)でくるんだお菓子。
秋のお彼岸の頃の季節商品かも。
初めて食べて、すっかりハマってしまった。

薄手の求肥とたっぷりの餡。
求肥は薄からず厚からず、餡は多からず少なからず。
絶妙のバランスだ。

ずっしりと重たいのを半分に切り、ガブリとやるのがいい。
求肥と餡が何ともいえぬ混ざり具合で、味が微妙に変化する。
職人技の味を堪能させてもらえる一品だ。

求肥は限りなく柔らかく、ねとっとしている。
餡はこのお店おなじみのほどよい甘さと舌触り。
一週間ほど日持ちして、1個が 520円。

◆『桃山』の黄身の味(写真・右下)
ふつうの桃山とは違う。
餡に卵の黄身が入っている。
黄味しぐれを丸ごと餡にしたようなものといえようか。

ひと口サイズをひと口で食べると、口中に黄味餡の味が拡がる。
後味の余韻がまた楽しい。 これも確かな職人技。
一週間ほど日持ちして、10個(?)入りが 440円。

(お菓子は、9月22日に、新発田・宮沢屋で購入)