彦根~赤鬼うどん(ちゃかぽん)
◆辛味のうどん
彦根2日目の午前中、夢京橋キャッスルロードを回っていた。
11時過ぎ、うどんを食べたくなって、「ちゃかぽん」の店頭メニューを見る。
<赤鬼うどん>と大きく書いてあるのが眼に止まった。
「ちゃかぽん」 | キャッスルロード |
ちょうど出てきた店員(客引き掛?)に聞くと、近江牛入りの辛味うどん。
彦根の名物というのではなく、この店のオリジナル。
ま、旨ければいいので、店内へ。
出てきたのは、釜揚げうどん、辛味のたれ、付合せのセット。、
たれに付合せの薄切りの牛肉と大根の酢漬けとキムチを入れる。
うどんをすくって、このたれにつけて食べる。
いや、なかなかに旨い。辛味も酸味も肉の味もうどんになじんで、いい味だ。
締めは、たれを釜揚げの湯で薄めてスープにして飲む。これも旨い。
スープも全部いただいた。
<赤鬼>とは、藩主井伊家の鎧の色で、赤い唐辛子にかけたもの。
観光客相手のキャッスルロードで出会った彦根のいい味。
また食べたくなる<赤鬼うどん>である。
(12/04 追記)
◆店名の由来
「ちゃかぽん」という店名は、
・茶道(ちゃ)+ 歌(か)+ 能(ポンという鼓の音)
に優れた青年時代の井伊直弼のあだ名に由来しているとのこと。
直弼は、第13代藩主で後に幕府大老となった。
一般には悪役のイメージであるが、彦根では全く違う。
特に、埋木舎(うもれぎのや)で過ごした青年期の直弼は、きわめて人気が高い。
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