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金沢~福梅(浜口長生堂)

◆金沢の『福梅』を取り寄せ
『福梅』は、金沢のお正月用の菓子で、年末年始限定で販売される。
多くの和菓子屋さんが競って、この『福梅』を作る。
今回は、楽天・金沢屋別館で「浜口長生堂」のものを選んで取り寄せた。

数軒の出店の中で、既に売り切れの店もあり、写真の撮り方を見て決めた。
中味のつぶ餡がとてもおいしそうに写っていたからである。
一箱15個入りで、2,835円(税、送込)。

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『福梅』は、小豆のつぶ餡を梅の形の最中皮で包んだお菓子である。
「浜口長生堂」のは、甘さを抑えた固めの餡の粒々感がおいしい。
見かけは小ぶりだが、もっこりとした厚みでボリュームがある。

さすがに加賀百万石の伝統のお菓子である。
伝統の味は、これからもずっと楽しむことができる。
お菓子職人達のこだわりが引き継がれていく。

餡は、それぞれのお店によっていろいろと特徴がありそうだ。
もっとねっとりして伸びのある餡の『福梅』も食べてみたい。
『福梅』には優雅さがあり、庶民的な「最中(もなか)」とは一線を画している。


◆金沢に行きたい
金沢には二度行ったことがある。もう40年以上も前のこと。
最初は、一人出張で訪れ、夜、香林坊の居酒屋で一杯飲った。
ちょっとした川を橋で渡って入る店で、金沢の懐かしい思い出となっている。

相席のお客さんが突いていた『八目(はちめ)』がお薦めであった。
メバルの一種で、金沢の自慢の味のようだ。
二度目は友人達と能登半島一周のドライブの時に寄ったが、何も覚えていない。

機会あれば、今頃の金沢を楽しんでみたい。
いろんなお店の『福梅』を食べ比べ、お気に入りの喫茶店を見つける。
夜は香林坊をぶらついて『八目』で一杯。