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黄身を箸でつまめる卵

◆ヤワな黄身の卵に疑問
箸で突くとすぐに破れる黄身。
こんな卵ばかりを食べていていいのだろうか。
今、黄身を箸でつまめる卵はあるのだろうか。

ネットで検索してみると、そんな卵のショップがみつかった。
楽天「伊豆村の駅」の「日の出たまご」。
「箸で黄身をつまめる」がウリだ。

価格はかなり高いけど注文して取り寄せた。
年末のお歳暮セットで、30個入りで 2,300円+送料600円。
赤玉で、賞味期限は二週間。

◆「日の出たまご」
ポッコリの黄身は確かに箸でつまむことができた。
ちょっとコツが要るが、黄身を取り分け、割り箸で数回つまめた。
残念ながら、一人では写真に撮るのは不可能だ。

お薦めは、卵かけご飯。
とてもおいしい。
コクがあって、しょうゆとよくあう味だ。

◆田舎の卵
子供の時に田舎で食べた卵は、農家の庭で放し飼いの鶏の産んだもの。
庭で餌をついばみ、刻んだ菜っ葉や砕いた貝殻を与えれれていた。
黄身は箸でつまめたと思う。

子孫を残せる丈夫な黄身を持つ自然な卵であった。
もっと素朴な旨さであったと思うが、「日の出たまご」はそれに近い。
今、普通に売られている大量生産の卵は「卵の形をした人工食品」に過ぎない。

◆やれやれ
1個約100円になる「日の出たまご」は少々高い。
いつもの卵は1個30円位で、安物ではないが満足度は低い。
地方に住んで、自然な田舎の卵を入手して食べるしかないのかなあ?!