加賀野菜(4):打木赤皮甘栗かぼちゃ
金沢市の近江町市場「まつい青果」で加賀野菜を四種類買ってきた。
レシピを参考にして、ぶっつけ本番で調理して味わってみた。
金時草→加賀つるまめ→ヘタ紫なす→打木赤皮甘栗かぼちゃ、の順に報告する。
(加賀野菜については、「金沢市農産物ブランド協会」のHPを参照されたい)
◆加賀野菜:打木赤皮甘栗かぼちゃの煮物
(写真は、こちらから拝借)
打木赤皮甘栗かぼちゃは、きれいな朱色の皮の円錐栗型のかぼちゃである。
西洋かぼちゃの系統で、ハロウィーンのパンプキンを連想させる。
買ったのは、やや小ぶりのもので、直径・高さが約13cm、約700g。
金沢市打木の農家が戦前に福島県会津から導入・改良して、戦後に出荷を開始したという。
色と形で大いに人気を博したが、やがて消費・生産は落ち込んだ。
しかし、近年、再び注目されるようになり、加賀野菜としてブランド化もされている。
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加賀野菜のカタログのレシピに合わせて甘味に煮てみた。
彩りはなかなかきれいで、味もそこそこおいしい。皮が少し固い。
料理店やレストランで、メニューのおしゃれな一品としてこのかぼちゃは適役と思う。
コレを買うとき、八百屋さんが他のかぼちゃ(ふつうのタイプ)を勧めた。
このかぼちゃに「味」を期待されると、値段の割に合わないと苦情があるのだろうか。
よって2種類のかぼちゃを買うことになった。
打木赤皮甘栗かぼちゃを自分で調理して味わえたのはうれしい経験だった。
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