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『三五八漬けの素』:千年こうじや(神楽坂)

「千年こうじや」は、越後の「魚沼の里」の神楽坂ショップである。
麹(こうじ)を使った食材を中心に販売している。
今回は『三五八漬けの素』を紹介する。


◆「三五八漬け」(さごはちづけ)とは
「三五八漬け」は、塩・麹・米を、それぞれ3:5:8の割合で混ぜた漬け床のこと。
材料の割合がそのまま名前になった。
野菜や肉、魚介類などに薄くまぶし、冷蔵庫に一晩置くと、三五八漬けになる。

この『三五八漬けの素』は、糊状になっているので、野菜などにまぶし易い。
まだ、キュウリとナスを漬けてみただけだが、優しい味がおいしい。
豚のロース肉や鮭の切り身も漬けてみたい。

・三五八漬けの素 300g 683円


◆「三五八漬け」との出会い
「三五八漬け」は、雪国の新潟、福島、山形、秋田などに伝わる漬物。
この漬物に初めて出会ったのは、新発田の農家(親戚)で、数年前。
(もっとも、子供の頃、当地で無意識に食べていたかもしれない)

お茶うけに出された漬物を一切れ食べて、あまりの旨さに感動した。
たちまち、同行した親戚の分まで平らげてしまった。
聞けば、それが「三五八漬け」であった。

ただし、である。
秋にできたダイコンを畑にそのまま置いて、冬越しさせたものを「三五八漬け」にした。
だから、格別に旨くなっているのだという。

◆自分で「三五八漬け」
「千年こうじや」で『三五八漬けの素』を見つけた時はうれしかった。
自分で「三五八漬け」ができるとは思っていなかったからである。
冬越しのダイコンにはないけど、手軽に漬物ができるのはありがたい。


-- ・千年こうじや(神楽坂) 03-5227-8130 新宿区神楽坂2-6-1 PORTA神楽坂1F
 → 千年こうじや