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食品汚染a3~漬物・梅干は添加物漬け

第三弾は、『食品のカラクリ』(別冊宝島編集部)から「漬物・梅干」を紹介する。
関連情報も併せてまとめる。

◆漬物の原料はほとんど「中国産」
 漬物は、和食に欠かせない。
 食欲をそそる漬物が、スーパーなどの売り場にの並んでいる。
 しかし、その漬物の原料は、ほとんどが安全性に疑いのある「中国産」である。

 「中国産」は、ザーサイ、ラッキョウ、生姜、山ゴボウ、タケノコ、山菜、キノコなど。 さらには、野沢菜、高菜などまでも油断がならないという。
 これらは、違法な工場排水に汚染された土壌や農業用水で栽培されているとも言われる。

 その野菜を危険な工業用塩で漬け込み、危険な保存料を添加して、日本に輸出する。
 中国では、儲けるためにはなんでもやる、という風潮が蔓延しているようだ。
 (小笠原諸島に押し寄せる紅サンゴ密漁船団を見ても、中国の陰の部分がよく分かる)

◆漬物に加工するのは日本の業者
 中国野菜を原料にして、漬物に加工するのは日本の業者だ。
 野菜は、原料原産地に「中国」と表示される。
 消費者は、中国野菜を漬けたものかどうかを判別する必要がある。
 
 漬物業者は、まず、野菜の色抜きと塩抜きをする。
 あとは、色と味を添加物で偽装すれば、速成のニセモノ「ふるさとの漬物」のでき上り。
 野菜は形だけがあれば良いのである。

 そもそも漬物とは、まともな野菜を塩や麹や糠などに漬け込んで発酵させたものだ。
 野菜本来の旨さと醗酵による旨さが結合していて、健康に良い成分も含んでいる。
 ニセモノの漬物は、むしろ、健康にはよろしくない。

◆中国産の漬物
 中国で作られた漬物もある。
 これらには、日本では禁止されている食品添加物が使用されている可能性が大きい。
 そんな漬物を食卓にのせてはならない。

◆梅干の巧妙なカラクリ
 「調味梅干」というのがある。元々は、減塩志向に応えて開発された。
 これは、塩漬けの梅干の塩抜きをして、食品添加物の調味液で味付けしたもの。
 ただ、原料の梅干は、ほとんどが「中国産」だ。

 塩分控えめで食べ易いということで、消費者には人気があるようだ。
 しかし、塩分控えめでも、食品添加物をたっぷり含んでいる非健康食品である。
 昔の梅干は、手軽な健康食品として重宝がられたものだったのに…。

 「調味梅漬け」というのもある。
 これは、梅を干さないままで調味液に漬け込んだもの。
 究極の手抜き梅干、いや梅干もどき、と言える。

◆婆ちゃんの手作り梅干
 この前、新発田で三人の婆ちゃんの手作り梅干をてに入れた。
 三人三様で、味も見た目も全く異なるが、それぞれに味わいがある。
 昔ながらの素朴な、懐かしい「家庭の味」だ。

 一粒を口に入れると、作った婆ちゃんの顔と人柄が目に浮かぶ。
 顔の見える梅干だ。
 まさに、心の健康にも良い無添加の健康食品である。