「ツルムラサキ」のおひたし
◆「ツルムラサキ」の季節
懐かしの「ツルムラサキ」を八百富で見つけた。(一束200円)
おひたしにすると、軽いぬめりと苦味があって、スッキリとした歯ざわり。
ほうれん草や小松菜に飽きてきた今頃は「ツルムラサキ」がいい。
二、三年前、新発田で親戚の奥さんが畑で作ったのを食べさせてくれた。
その少し前に、鶴岡で和風のランチでおひたしを食べた。
そんな時、懐かしいと感じたのは、子供の頃に食べていたからに違いない。
◆「ツルムラサキ」とは
「ツルムラサキ」は、つる性の野菜で、緑のカーテンになるほどに育つそうだ。
その若葉を収穫して食べる。
花は紫色で、これも食べられる。
実も結び、紫色の果汁は食紅の代わりにも使えるそうだ。
葉っぱのおひたしだけを食べていても、「ツルムラサキ」の全体は分からない。
ついさっきまで、菜っ葉のように地面から生えていると思っていた。
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