料理:秋刀魚の塩焼き2020
◆秋刀魚の初物
8/30(日)、秋刀魚の塩焼きを味わった。
この日の午後、荻窪タウンセブンの「魚耕」を久しぶりに訪れた。
今日、お勧めの焼き魚は?
秋刀魚!秋刀魚!、タイムセールで一匹200円!
今年は、秋刀魚はさらに不漁で高い、と報道されていた。
少し迷ったが、実物を見ると、小ぶりながら食欲をそそられる、しかも200円!
よし、今夜は大根おろしと秋刀魚の塩焼き。
◆貴重な秋刀魚を味わう
秋刀魚は体長30cm、細身で小ぶり。
塩焼きは、油ののりは薄く、身も少々物足りない。
それでも辛うじて秋刀魚の味は楽しめた。
◆気になる漁業資源
秋刀魚の不漁は、長期的で構造的だ。
地球温暖化の影響かもしれない。
中国などの乱獲もあるだろう。
日本の漁業のやり方にも問題がある。
総漁獲量が設定され、漁が解禁されると、我勝ちに獲りまくる。
自分が獲らないと他の漁船が獲ってしまう。
総漁獲量に達するとゲームセット。
魚が小さくても獲ってしまい、産卵期もなくなって、資源は先細り。
今回の小さい秋刀魚はその象徴かも。
サバやイワシもイカも不漁の悪循環に陥っている。
消えたニシンの二の舞になるかもしれない。
こうした乱獲を改める制度は、ようやくスタートするようだが、遅過ぎたかも。
中国などに規制を要請し、自然と共存しつつ魚を育てて、漁を継続すべきだろう。
自然の再生産力の枠を超えてはならない。
おいしい旬の魚をたっぷりと食べ続けられることを願う。
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