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2020年08月31日

料理:秋刀魚の塩焼き2020

◆秋刀魚の初物
 8/30(日)、秋刀魚の塩焼きを味わった。

 この日の午後、荻窪タウンセブンの「魚耕」を久しぶりに訪れた。
 今日、お勧めの焼き魚は?
 秋刀魚!秋刀魚!、タイムセールで一匹200円!

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 今年は、秋刀魚はさらに不漁で高い、と報道されていた。
 少し迷ったが、実物を見ると、小ぶりながら食欲をそそられる、しかも200円!
 よし、今夜は大根おろしと秋刀魚の塩焼き。


◆貴重な秋刀魚を味わう
 秋刀魚は体長30cm、細身で小ぶり。
 塩焼きは、油ののりは薄く、身も少々物足りない。
 それでも辛うじて秋刀魚の味は楽しめた。


◆気になる漁業資源
 秋刀魚の不漁は、長期的で構造的だ。
 地球温暖化の影響かもしれない。
 中国などの乱獲もあるだろう。

 日本の漁業のやり方にも問題がある。
 総漁獲量が設定され、漁が解禁されると、我勝ちに獲りまくる。
 自分が獲らないと他の漁船が獲ってしまう。

 総漁獲量に達するとゲームセット。
 魚が小さくても獲ってしまい、産卵期もなくなって、資源は先細り。
 今回の小さい秋刀魚はその象徴かも。

 サバやイワシもイカも不漁の悪循環に陥っている。
 消えたニシンの二の舞になるかもしれない。
 こうした乱獲を改める制度は、ようやくスタートするようだが、遅過ぎたかも。

 中国などに規制を要請し、自然と共存しつつ魚を育てて、漁を継続すべきだろう。
 自然の再生産力の枠を超えてはならない。
 おいしい旬の魚をたっぷりと食べ続けられることを願う。

2020年08月29日

食材:おぼろ豆腐~西荻窪「寿屋豆腐店」

◆寿屋のおぼろ豆腐

  ◇お店
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 我が家のすぐ近くにある手作りの「寿屋豆腐店」。
 ここのおぼろ豆腐は格別だ。
 お店を知った6月下旬から、コンスタントに食べ続けている。止まらない。

  ◇おぼろ豆腐
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 丸いおぼろ豆腐を半分、深皿に取り分ける。(一丁だとお腹が冷える)
 小さな果物用フォークで切り分けて、小皿の醤油を付けて食べる。
 豆腐がとろけて、喉を通り抜けていく。

 美味いとか感じることなく、自然に、無意識に黙々と口に運ぶだけ。
 ふと気がつくと、食べ終わっている。
 ごちそうさまでした。

 ホッと一息入れていると、口の中にホンワリと大豆の香りが広がってくる。
 これが格別。これがたまらない。至福の味覚。
 ひたすら食べてから、食後に余韻で味わいを楽しむのである。

  ◇おぼろ豆腐とは
   (本項は「くぼさんのとうふ」(香川県宇多津町)のショップの記事を参照・要約)
      → こちら

   豆乳が冷えないうちににがりを加え、木の櫂(かい)板で撹拌する。
   この作業を“寄せ”と呼び、職人の技の見せどころ。
   やがて、豆乳は水と分離することなく固まり始め、やがておぼろ豆腐となる。

   昔ながらの製法では、米糠で泡を抑えて大豆を炊き上げる。
   これは、第二次対戦までの伝統製法。
   戦後は、化学消泡剤が普及し、効率優先の製法となってしまった。


◆偶然、ラジオ番組で知る
 同じ西荻北三丁目なのに、その存在を知らなかった。
 たまたま聴いたラジオ番組で当店が紹介された。
 運命の出会い。

  ・文化放送/大竹まことゴールデンラジオ
    ザ・ゴールデンヒストリーのコーナー
     この週のテーマは「豆腐の味」

 6/10(水)の午後、radikoのタイムフリー。
 実は、あるコーナーを聴くつもりで、再生スライダーを移動。
 余裕を見て、前のコーナーの途中から再生を始めた。

 その最初のアナウンスが耳に刺さった。、
  ・西荻北三丁目の「寿屋豆腐店」…

 西荻北の豆腐店?!
 地元だ、しかも豆腐店だ。
 衝撃を受けて、すぐこのコーナーの先頭から再生し、情報を確認した。

 グーグルマップで、我が家から3分程のところにあるとわかった。
 ネットで少し店舗情報を収集できた・
 6/24に、お店を初めて訪れ、おぼろ豆腐などを購入した。


◆商品ライン
 
 ・おぼろ豆腐
 ・木綿豆腐
 ・絹豆腐
 ・ざる豆腐
 ・薄揚げ
 ・厚揚げ
 ・ざる生揚げ
 ・生湯葉
 ・豆乳
 ・おから

  ◇おぼろ豆腐(上)、木綿豆腐(下左)、絹ごし豆腐(下右)
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◆「寿屋豆腐店」の情報
 1926年の創業。
 当主の土方  さんは三代目。
 しかし、先代の製法は引き継がず、創意工夫した製法を確立したという。

 土方さんは、材料の大豆にこだわり、探し求めて佐賀県小城の大豆を選んだ。
 昔ながらの製法で、大豆とにがりで手間を惜しまずに豆腐を作る。
 自信と誇りと情熱が込められたオンリーワンの豆腐。
 
 土方さんの豆腐は、ただ素直に味わうだけ。

 所在地:杉並区西荻北3-26-6
 電 話;03-3390-4743
 営 業:11時45-19時(休憩13時-14時半)
 休 業:日・祝

2020年08月16日

キッチン用品:ゆで卵切り器~貝印

◆ゆで卵切り器
 ネット検索のついでに、「ゆで卵切り器」を検索したら、貝印の製品が見つかった。
 貝印ブランドは、切れ味、高品質、デザインで信頼感を持っている。
 ゆで卵を、鮮やかに輪切りにする、と期待して購入を決めた。


   ◇貝印 KAI たまご切り(¥473)

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◆使い勝手
 期待に違わず、みごとな切れ味で、きれいな輪切りができた。


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◆あれこれ
 ゆで卵を輪切りにするだけの器具。
 その単機能でキッチンの常備品。
 あれができる、これができるが目立つ世の中で、ひときわ光る存在感。