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新発田古地図:一歩一間歩詰惣絵図(2)

◆復元図のデジタル・コピー
 『一歩一間歩詰惣絵図』のデジタル・コピーをパソコンに取り込んだ。
 大きな絵図をやや高い精度(600bpi、JPEG形式)でスキャンした。
 絵図全体の画像ファイルは、横21,403×縦28,268pixel、容量369MBと大きくなった。

 この大きさだと、通常の写真表示ソフトでは、全体の縮小表示がやっとだ。
 拡大していくとボヤケてしまい、細部を判別できないので、役に立たない。
 Adobeの「Photoshop Elements 11」であれば、詳細部分まで問題なく拡大できる。

◆「札の辻」付近の拡大図(画面Copy)
 例えば、「札の辻」に描かれたごく小さな高札場の絵を、形状まで十分に確認可能だ。
 小さな文字(間口など)も判読に十分な表示まで拡大できる。
 画像ファイルは、横 883×縦 404pixel、容量 501KBである。(Photoshopの画面Copy)

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◆絵図全体の縮小図
 部分を拡大しても、全体像は分からないにで、全体画像の縮小版を作ることにした。
 これも問題で、「Photoshop」でもうまくいかない。
 「IrfaanView」というフリー^ソフトが役に立った。(上記のような拡大表示はダメ)

 普通の写真を縦にした大きさで、容量を減らすため、GIF形式にした。
 絵図に描かれた新発田城下町の全体が、分ってもらえると思う。
 画像ファイルは、横 485×縦 640pixel、容量 132KBである。

 この縮小図の、上部中央にあるのが「本丸」、右下に延びているのが「上鉄砲町」。
 「二の丸」、「三の丸」を囲むお堀は、即、新発田城と分るすばらしい造形だ。
 城下町と絵図のPRに利用するのに便利な図であると思う。


◆「三之町」の部分図
 全体では大き過ぎて不便なので、部分図を作った。
 この絵図の特徴である町人町で、当時の街路もそのまま残る「三之町」を選んだ。
 画像ファイルは、横 640×縦 333pixel、容量 193KBである。

 だいぶ粗くなったので、文字の判読は困難だ。
 こういう町人町が古地図に描かれていたというデモ用には、十分使える。
 町内の家数や奥行の深い店構えが見て取れる。

 (著作権の関係で、スキャン・合成したJPEGファイルは、公開を控える)