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新発田の旧町名説明文経過報告

 旧町名の説明文の作成は、予定より遅れているが、かなり進んでいる。
 頼りにする資料は、市立図書館の『城下町新発田の旧町名』(2009年刊行)のみ。
 その複写を参照しながら、古地図も見ながら、作業している。
 
◆武家町は終了
 「新発田マップ」用の音声テキストとしては、ひとまず終了とした。
 それぞれの町名の由来や成り立ち、古地図の屋敷割りを見ると、往時の街が偲ばれる。
 それにしても、現在の街は、個性が乏しく、秩序が無く、美しさもないと思う。

◆商人町も終了
 簡単に済ませられると思ったら、そうはいかなかった。
 特に「上町」は、大手先の正面で、T字型で札の辻があり、奥行き100mの商家が並ぶ。
 これらをどう適切に表現するかに手間どり、数日かかった。

◆職人町はこれから
 参考資料を引用すれば良いと、甘く考えていた。
 しかし、例えば「指物町には指物屋が多く住んでいたから指物町だ」には疑問が湧く。
 なんで指物屋が集まったのか、多いとはどれほどか、他にどんな店があったのか、など。

 よく調べないと分からないから、今は、参考資料の無難な説明を引用することにする。

◆寺町、泉町などもこれから
 参考資料には、かなり詳しく掲載されている。
 分かりやすく要約すれば良さそうだ。
 職人町に先行するかもしれない。