引越しあれこれ~4)ラジオを聴く
◆テレビと離れる
引越しの当日から4日間、テレビから切り離された。
転居先のケーブルテレビ接続工事までのタイムラグ。
これが思わぬメディア転換をもたらした。
テレビがないからラジオを聴く。
NHKラジオの第一、第二だ。
そして、聴いたいくつかの番組にすっかり魅了されてしまった。
◆ラジオを楽しむ
まずは、「第一」の『ラジオ深夜便』(23:05-05:00)だ。
1時間刻みのゆったりした時間で、一人の担当者が6時間の番組を進行する。
転居後の荷物を整理しながら、ゆったりと聴くのにちょうど良かった。
朝は「第一」の『ラジオビタミン』(8:30-11:50)である。
男女二人の担当者が、聴取者の投稿を紹介しながらの軽いおしゃべり。
携帯メールが中心で、電話をつないだりもして、「今」現在が伝わる内容だ。
2月になって、「第二」の『朗読』(10:45-11:00)で名文との出会いがあった。
ちょうど、寺田寅彦の「郷土随筆集」に収録された短文の朗読。
これが、<眼からウロコ>の名文で、朗読も秀逸。
◆ラジオの世界
<ゆったり>と、<今現在>と、<心に残ることば>と。
どれも、ラジオでなければ得られない世界だ。
引越しを機に、久しく忘れていたラジオにどっぷり浸ることになった。
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