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2012年02月29日

日常:日経電子版の購読契約

◆「宅配+電子版」で購読
3月から日経の電子版を購読することにした。
普通の新聞から離れ難く、宅配も継続した。
料金制の仕組みは、月額でつぎの通り:

-- ・宅配のみ 4,383円
-- ・電子版のみ 4,000円
-- ・Wセット(宅配+電子版) 5,383円

つまり、宅配に1,000円追加で電子版が読める。
新聞販売店にとっても宅配が継続される。
日経の暖かいご配慮の料金体系ではある。

◆電子版の概要
なにより、パソコン画面で最新かつ詳細なニュース記事を読めるのがいい。
朝夕刊の誌面もイメージで、過去一ヶ月分まで読める。拡大表示もできる。
過去の記事の検索も容易で、スクラップ機能やクリッピング機能もある。

電子版の画面から記事テキストをコピー&ペーストで、「VoiceRoid」に読ませてみた。
これがなかなかにうまく読み上げてくれて、十分に実用的だ。
「VoiceRoid」はまだ64ビット対応していないので、XPでないと使えないのが惜しい。

また、電子版では、執筆者の著作権がからむコラム記事を通常は読めない。
一々検索しなければならないし、全文読むと月20件を越える分は有料で、178円/件とバカ高い!
個性的なコラム記事は、いつも愛読しているのだが…。


◆電子版の今後
しばらくして電子版に慣れると、紙の新聞は要らなくなるかもしれない。
電子版なら、巨大は印刷設備や誌面編集作業、配送などが不要である。
新聞社は、月額2,000円でも採算がとれるかもしれない。

新聞販売店は、徐々に減少していくであろう。
配達員のパートやアルバイトの仕事も消えていく。
IT化が進むと、街の中のささやかな庶民的生活の糧が奪われてしまう。

それでもITは進化を続け、世の中はより安くより便利になっていく。
日常的にITどっぷりの生活に浸りながら、つい考えさせられる。
そうそう、今度の金曜日は、溜った新聞を古紙回収に出さねば…。

2012年02月23日

IT:FlashYouTubeプレーヤー

◆YouTubeプレーヤーを作る
動画投稿サイトのYouTubeでは、時々、きわめて興味をひかれるものが見つかる。
それをブックマークしておいて、手軽に再生していた。
しかし、その都度、ブックマークを開くのはけっこう面倒くさい。

そこで、ブックマークしたYouTube動画の再生プレーヤーを作ることにした。
そのためのFlash用ツールがグーグル(=Google:YouTubeの親会社)から提供されている。
これを使うと、自分のHPでYouTube動画を自由に公開可能になる。

◆なんとか
まぁ、なんとか形ができた。また一週間かかった。
ただし、再生の進捗状況を表示するメーターは未完成。
このプレーヤーに、まず、つぎの3件の動画を登録してみた。


◆#1:忌野清志郎「サマータイム」
忌野清志郎(いまわの きよしろう)さんの1988年のライブ映像。
「サマータイム」と「ラブミーテンダー」の2曲を収録した貴重なもの。
1986年のチェルノブイリ原発事故を受けた曲である。

2011年3月11日の福島第一原発事故で、清志郎さんが訴えた危険は現実となった。
この時まで、清志郎さんの叫びを全く理解していなかった自分が情けない。
今にして思えば、清志郎さんの言ったとおりだった。

◆#2:福島からあなたへ
2011年9月19日、「さようなら原発」集会が開催された。
そこで発表された武藤類子さんの珠玉のメッセージ。
福島の被災地の悲しみ、怒り、空しさ、苦しみを切々と訴えている。

◆#3:S.ジョブス氏講演/字幕付
米アップル社のCEOであった故スティーブ・ジョブス氏の伝説的な名スピーチ。
2005年にスタンフォード大学の卒業式で、学生達に語った。
ガンの手術を受けたばかりのジョブス氏が、スピーチを結んだ言葉は『Stay Hungry! Stay Foolish!』。


2012年02月17日

IT:Flashビデオプレーヤー

◆ビデオプレーヤーを作る
これまでもFlashでビデオプレーヤーを作ってきた。
ただ、ビデオを表示する部品(画面)は、既製品。
再生、一時停止、終了のボタンなどのついたテレビ型だ。

今回は、枠もないスッピンの画面だけの部品を使った。
ボタンなどは全て手作りとなる。
そのかわり、自由なデザインのいろいろなプレーヤーを作れるようになった。

◆サンプル (→こちら
まず、標準型のプレーヤーに挑戦。
スッキリしたものになった。
サンプルは「一時停止」ボタンがない未完成品だが、そのまま公開することとした。

2012年02月10日

世相:橋下維新への期待と危うさ

◆政治の停滞
もはや、いかんともし難い。
みんながそう思っている。
大震災も原発事故も、ダメな政治を変える機会とはならなかった。

自民・公明が行き詰まり、政権が交替した。
しかし、民主も早々に自己崩壊してしまった。
二大政党がこの体たらくでは、次の総選挙で国民の選択肢はない。

◆橋下維新への期待
停滞する政治への不信感は、破壊的なリーダーを求める。
脚光を浴びているのは、橋下大阪市長だ。
その政治的パフォーマンスは、きわめて華やかだ。

橋下氏は「大阪維新の会」を率いて府知事に当選した。
そして、非協力的な大阪市長にダブル選挙を仕掛け、これを放逐した。
府知事には「維新の会」の幹事長か当選し、大阪の府・市を一挙に制した。

通常では為し得ないことを、鮮やかにやってのけた。
閉塞した政治・行政を一気に破壊してくれる可能性を秘めたヒーローに見える。
そこにすり寄る政党や政治家、軽薄なマスメディア。

◆つぎは国政
「維新の会」は国政への進出を図り、3月に「維新政治塾」を開講するという。
400人の塾生募集に対し、2,400人の応募があったという。(10日締切時点)
相当な吸引力を発揮したといってよいであろう。

◆現状打破への期待と危うさ
この勢いが続けば、つぎの総選挙で第三党になる可能性がある。
「維新の会」がキャスチングポートを握った時、国政はどうなるか。
何がどう破壊され、あとはどうなるのか、まるで分らない。

なんでもいいから、とにかく現状を打破して欲しい。
橋下ポピュリズムへの期待はその一点に集中しているようだ。危ういかな。
しかし、もっとも危ういのは、国民の期待とかけ離れて茶番を演じ続ける国会であろう。

◆落首

-- ◆独裁の におえる君を 憎くあらば 閉塞ゆえに 吾れ恋いめやも

世相:橋下維新への期待と危うさ

◆政治の停滞
もはや、いかんともし難い。
みんながそう思っている。
大震災も原発事故も、ダメな政治を変える機会とはならなかった。

自民・公明が行き詰まり、政権が交替した。
しかし、民主も早々に自己崩壊してしまった。
二大政党がこの体たらくでは、次の総選挙で国民の選択肢はない。

◆橋下維新への期待
停滞する政治への不信感は、破壊的なリーダーを求める。
脚光を浴びているのは、橋下大阪市長だ。
その政治的パフォーマンスは、きわめて華やかだ。

橋下氏は「大阪維新の会」を率いて府知事に当選した。
そして、非協力的な大阪市長にダブル選挙を仕掛け、これを放逐した。
府知事には「維新の会」の幹事長か当選し、大阪の府・市を一挙に制した。

通常では為し得ないことを、鮮やかにやってのけた。
閉塞した政治・行政を一気に破壊してくれる可能性を秘めたヒーローに見える。
そこにすり寄る政党や政治家、軽薄なマスメディア。

◆つぎは国政
「維新の会」は国政への進出を図り、3月に「維新政治塾」を開講するという。
400人の塾生募集に対し、2,400人の応募があったという。(10日締切時点)
相当な吸引力を発揮したといってよいであろう。

◆現状打破への期待と危うさ
この勢いが続けば、つぎの総選挙で第三党になる可能性がある。
「維新の会」がキャスチングポートを握った時、国政はどうなるか。
何がどう破壊され、あとはどうなるのか、まるで分らない。

なんでもいいから、とにかく現状を打破して欲しい。
橋下ポピュリズムへの期待はその一点に集中しているようだ。危ういかな。
しかし、もっとも危ういのは、国民の期待とかけ離れて茶番を演じ続ける国会であろう。

◆落首

-- ◆独裁の におえる君を 憎くあらば 閉塞ゆえに 吾れ恋いめやも

2012年02月06日

IT:Flashで「くるくる」アニメ

◆Flash CS5.5で文字アニメを作る
ネットで<CS5.5>の使い方を探していたら、あるサイトが見つかった。
そこでは、かなりおもしろいFlashアニメがフリーで公開(プログラムも)されている。
その中からいくつかの例を練習問題の材料にすることとした。

特に、文字を回転させながら並べるアニメは刺激的だった。
「くるくる」を一文字づつクルクルと回転させて並べていくアニメを作りたい。
先月末に手を付けた。

これがけっこう大変で、約一週間もかかった。
公開プログラムは、旧版の形式なので、アイデアだけ借用して書き換えた。
今まで見よう見まねでやっていたプログラム技術の馬脚も現れたりした。

◆「くるくる」文字アニメ
できあがったのは、ごく単純な文字アニメーション。
それでもけっこう楽しんで作った。
テクニックもいろいろ分って、これから応用できそうだ。