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日常:日経電子版の購読契約

◆「宅配+電子版」で購読
3月から日経の電子版を購読することにした。
普通の新聞から離れ難く、宅配も継続した。
料金制の仕組みは、月額でつぎの通り:

-- ・宅配のみ 4,383円
-- ・電子版のみ 4,000円
-- ・Wセット(宅配+電子版) 5,383円

つまり、宅配に1,000円追加で電子版が読める。
新聞販売店にとっても宅配が継続される。
日経の暖かいご配慮の料金体系ではある。

◆電子版の概要
なにより、パソコン画面で最新かつ詳細なニュース記事を読めるのがいい。
朝夕刊の誌面もイメージで、過去一ヶ月分まで読める。拡大表示もできる。
過去の記事の検索も容易で、スクラップ機能やクリッピング機能もある。

電子版の画面から記事テキストをコピー&ペーストで、「VoiceRoid」に読ませてみた。
これがなかなかにうまく読み上げてくれて、十分に実用的だ。
「VoiceRoid」はまだ64ビット対応していないので、XPでないと使えないのが惜しい。

また、電子版では、執筆者の著作権がからむコラム記事を通常は読めない。
一々検索しなければならないし、全文読むと月20件を越える分は有料で、178円/件とバカ高い!
個性的なコラム記事は、いつも愛読しているのだが…。


◆電子版の今後
しばらくして電子版に慣れると、紙の新聞は要らなくなるかもしれない。
電子版なら、巨大は印刷設備や誌面編集作業、配送などが不要である。
新聞社は、月額2,000円でも採算がとれるかもしれない。

新聞販売店は、徐々に減少していくであろう。
配達員のパートやアルバイトの仕事も消えていく。
IT化が進むと、街の中のささやかな庶民的生活の糧が奪われてしまう。

それでもITは進化を続け、世の中はより安くより便利になっていく。
日常的にITどっぷりの生活に浸りながら、つい考えさせられる。
そうそう、今度の金曜日は、溜った新聞を古紙回収に出さねば…。