原発:2012年夏の電力事情
◆夏の電力は足りている
今年の夏は特別な猛暑ではないが、やはり暑い日が続く。
もう8月も下旬だから残暑ということだ。
そして、電気は足りている。
本日(8/22)の電力九社の「電力使用率」は、つぎのようになっている。
会社名 | ピーク時供給電力 | 使用率 |
北海道 | 511万KW | 89% |
東北 | 1,458万KW | 93% |
東京 | 5,508万KW | 89% |
北陸 | 569万KW | 92% |
中部 | 2,666万KW | 87% |
関西 | 2,986万KW | 86% |
中国 | 1,162万KW | 90% |
四国 | 571万KW | 84% |
九州 | 1,608万KW | 89% |
東北電力が最高で、93%だ。
大飯原発を再稼働した関西電力では、原発2基分(約236万KW)が貢献している。
関西電力はもともと原発依存度が高い、という事情もある。
この状況からみれば、全国的には、十分な余裕がある。
原発が無くても電力は足りるのだ。
問題は、代替エネルギーの天然ガス輸入が大きく増えることへの対応になる。
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