IT:新・新発田ガイドマップの試作版公開
◆新規のガイドマップを模索
新発田の新しいガイドマップを創ろうと思った。
どういうマップにするか。
一般の観光マップとは明確な一線を画したいし…。
◇ ◇ ◇
Googleマップのカスタマイズ機能を利用すれば、かなり画期的なものができる。
それは、『mymap金沢』でほぼ実現できた。
さらに機能を強化して、『mymap新発田』を作ることは可能だ。
ただ、これは「IT技術」の世界の話だ。
『mymap新発田』が『mymap金沢』の延長線上に並ぶことになる。
このやり方で、各地の『mymap***』を作っていくのは効率的だ。
それはそうなのだが、どこかもの足りない。
新発田だけの新発田らしいマップを作りたい。
通常の観光とは違う「新発田の魅力」を表現したい。
◇ ◇ ◇
結論から言えば、着地点は、城下町の古地図とGoogleマップを融合することだ。
結論から言えば、新発田はその素材として、最適な城下町であることだ。
結論から言えば、新発田の古地図の情報を、現実のGoogleマップ上に投影することだ。
◆mymap『古地図で歩く城下町・新発田』の開発
古地図を持って城下町を歩くことは、歴史好きにとって、理想的な散策だ。
しかし、実際はそれほど楽しめるものではない。
新発田の古地図を持って新発田を歩いても、ウロウロするばかりだ
--・現実の町の風景と古地図とのギャップがあり過ぎる
--・タブレットやスマホでGoogleマップを表示しても、古地図とマッチしない
--・自分が、古地図のどこをどう歩いて、今どこにいるのか、が実感できにくい
それは、古地図の貴重な情報が、現実のマップ上に投影されていないためだ。
そこで、Googleマップを、古地図の情報でカスタマイズすることにした。
mymap『古地図で歩く城下町・新発田』の開発スタートである。。
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残念ながら、新発田は、観光資源では、百万石の「金沢」などには及ばない。
残念ながら、新発田は、城郭では、「姫路城」や「熊本城」などには及ばない。
しかしながら、新発田は、コンパクトでシンプルで完結した城下町では、別格である。
◆試作版について
言うは易く、である。
2週間ほど、四苦八苦して、ようやく試作版が公開できた。
まだ、20%位の進捗度だが、おおよその完成イメージは描けていると思う。
これから、写真や説明文や音声ファイルなどを補充する。
追加の旧町名アイコンも、20個以上必要だ。
古地図の街路を現在のマップの街路に重ねることもやってみたい。
次回の試作版は、8月中旬を予定している。
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