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IT:「新発田マップ」開発の中間報告(3月下旬)

 この前、2月の初め頃に「新発田マップ」のバージョンアップ構想を掲載した。
 その後、仕事をこなしながら、古地図の街路をGoogleマップに書き込んできた。
 作業が、かなり進んだので、試作版として公開することとすた。

 (ホームページの浮世絵の下にあるボタンをクリックすると、試作版が表示されます)

◆古地図の画像表示は中止
 ずいぶんと期待して、また、手間もかけて、古地図を重ねて表示できるよにした。
 しかし、Googleマップとズレが大きく、どうにも見映えがしない。
 Android OSでも表示できないのも不満だ。

 そこで、古地図の表示は中止することにした。
 本丸と二ノ丸北半分の狭い範囲に限定すると、重なりは良いかもしれない。
 いずれ試してみようかと思う。
 
◆バージョンアップの具体的項目
 作業が進んで、新マップの全体像が浮かんできた。
 画面の操作も工夫する必要がある。
 そこで、以下の具体的バージョンアップをすることにした。

 1)古地図街路の書込みを進める
   西ヶ輪の通りから新築地にかけての街路を書込む。
   二ノ丸の南部、東部の街路を書き込む。
   外ヶ輪と外ヶ輪裏の通りを書込む。
   
   ここまでで一区切りとする。
   北東部は、全く未踏査であるので、宿題とする。
   あと、周辺の明治以降に通された街路を少々追加したい。

 2)旧町名アイコン(マーカー)の作成
   旧町名及び小路名のアイコンを作成して、街路に割り付ける。
   アイコン(マーカー)をクリックした時の音声ガイドは、順次追加していく。
   石泉荘、蕗谷虹児記念館、白壁兵舎などのアイコンも追加する。

   既存のアイコンも整理、修正して、全体をいくつかのグループに分ける。
   画面上のチェックボックスで、このグループ毎の表示/非表示を可能にする。
   こうすると、増えたアイコンを絞ってスッキリ表示できるようになる。

 3)旧堀の書込み
   旧堀もGoogleマップに書込むことにする。
   ポリゴン(多角形)を組合せて概形を作り、水色に塗りつぶして表示する。
   旧堀が表示されると、城下町らしい姿がはっきりと見えてくる。

 4)散策コースの表示
   ひとつは、『お城へ参ろう』コース。(上鉄砲町~札の辻~本丸)
   ふたつは、『匠の町』コース。(三之町~四之町~職人町)
   これらを表示し、音声ガイドを流せるようにする。

 以上は、5月末までに、粛々と実行していきたいと思っている。