世相: 「大阪都構想」僅差で破れる
◆橋本市長の「大阪都構想」
17日(日)、大阪市で都構想の賛否を問う住民投票が行われた。
結果は、ごく僅差で否決された。
開票率92%でも、まだ「当確」が出ないほどの大接戦であった。
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「負けは負け」と、橋本氏は市長の任期をもって政治家を引退すると表明した。
維新の党の江田代表も辞任した。(理由はよく分からない)
維新の党はどこへ行くのだろうか。
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今回の住民投票は、「大阪都構想」に対する賛否の二者択一であった。
そこで約半数の指示があったことは重要だ。
また、反対といっても、橋本構想ではない改革案を求めた市民も多かったのではないか。
◆「大阪」の位置
今回の結果について、多くの評価や分析がなされている。
そのほとんどは、大阪の問題は、「他の政令都市でも共通している」というもの。
それはそうだが、「大阪」は違う。
「大阪」は、「東京を補間する第二首都」にふさわしい。
他の政令都市とは、決定的に違う位置付けをすべきであろう。
「民の活力」の中に「官の首都機能」を包含しだ『新・大阪ビジョン』を期待したい。
<落首>
あと一歩 「都」になれなかった 大阪の「府」
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